
それはさておき。
早いもので、あれからもう24時間以上が経過しました。
昨日のちょうど今頃はビールを飲んで反省会をしていたように思います。
そんな一日を振り返りますと。
会場は代々木駅からほど近いライブハウス・Zher the ZOO YOYOGI。
「ゆっくりめに来てくれればいいからねー」と01が言ってくれてましたが、セッションリハから見ておきたいと思い、心持ち早めに会場へ。
今回の主催者でありますサクラエレクトロのメンバー、そして01がリハーサルに備えてすでに準備中でした。
01は普段通りに自分のスタンバイを始めていましたので「今日、楽しみだねえ」「お客さんいっぱい来るといいねー」とか、普通に喋っていたのですが、フイッとお隣りを見ると、サクラエレクトロの皆さん、明らかにキンチョーのご様子。それも無理のないことで。
自分が学生の頃憧れて、コピーまでしていた人と同じステージに立つなんて。ねえ。
もし私だったら・・・と妄想してみますと。
立場は全く違いますが、自分が音楽の仕事をしたいと思ったきっかけの人達と同じステージを作れるとしたら。
妄想すら無理めだけど、まあ、とにかく緊張してしまって、普通じゃいられないでしょう。
ましてご本人となんて、目も合わせられません。現実として受け入れられいんじゃないかな。
・・・なんてことを考えれば、彼らの緊張度、浮き足立つ気持ちも容易に想像できます。
それに、なんか本当は01に話しかけたいけど、どうしていいかわからないような気配も感じたので、この間のライブに来てくれたお礼も兼ねて、近くに行ってVo.奥山君、それにベースの谷口君に「この間はありがとうねー」なんて感じで試しに話かけてみたら・・・全員立ち上がってしまいました。私にまで緊張せんでも

それで「他のメンバーさんにも紹介して欲しいなー」と言ったら「こっちがギターの・・・」とかいう感じで始まったら01が「そうだよ、彼がギターの!」とか混ざって来て、面白かったです。
そんなこんなで、セッションリハーサルへと進みまして。
いよいよ01がギターを持って、サクラエレクトロの皆さんの間へ、マイクスタンドの前に入りました。
その時の、奥山君の顔ったら・・・。
嬉しくて、まぶしくて、これ夢じゃなかろか、ホンモノの佐々木さんだ、うわー緊張する・・・って、吹き出しが見える気がしました。
※立場的にこういうこと言うのっておこがましいかも知れないけど、客観的になおかつ微笑ましく見ていた感想としてご容赦下さい。
そして2曲のリハーサルが終わって、ステージから下りて来たみんなに「お疲れさまー」って声をかけましたらば。
「僕たち、大丈夫ですか
」って聞くので、
「もちろん!楽しそうだったし、よかったよー」なんて、気休めだったかも知れないけど言ってみたら
「ああ、よかった
」ってホッとした顔になってました。かわいいよねえ。そうして入替えに01のリハーサルがスタート。順調順調。
なんか、急に01がすごく大人に見えました。
稚拙な言葉でゴメンナサイ。
さて、トップバッターは01でスタート。
セットリストはこのような感じです。(出典:01サイト)
1. 微熱
2. フリスビー
3. Free fall
4. ケセラセララバイ
5. Cosmos
6. Umbrella
7. 自称ルースター男の懺悔
8. じれったい
9. 0:10
10. 青春グローリー
この中ではなんと言っても「0:10」が出色だったのではないかと思います。
ご存知のようにこの曲は、職務質問を受けて、その日その時間、一人で線香花火をしてたけど、アリバイを証明してくれる人がいないっていうことですが、この曲を発表した2003年とは違い、今の時代の画期的な証明方法を提案してくれました。
家族も友人もいなくても、アリバイを言える方法があるんだぜ・・・と曲中で急に言い出した01。
え?え?なんだろう?なんだろう?なんて言うの???緊張の一瞬です。
そうしたら・・・
「線香花火してました・・・なう!ってつぶやけばいいんだぜ!」
これには、爆笑しちゃうやら、度肝を抜かれるやら、すごく納得するやらしてしまいました。
近くにいた会場のスタッフさんも大笑いしてました。
いやー、01ミラクルを垣間見ました。
などなどありつつ。
サクラエレクトロにステージをバトンタッチして。
最後はセッションで、こちらの2曲を。
1.pipi
2.デイドリームビリーバー
この日は01のすごさを改めて感じました。
なんか、最近貫祿出て来てますなあ。
と思った代々木の夜でした。
冒頭で反省したのに、また気恥ずかしいことを書いてる、なう。