一度騙されるのは騙す奴のせいだが、、、「路上の事件」
本を読むのも体力かもしれないと思えてきた最近。一気に読むといったことがなくなった。電車ではすぐ眠くなってしまうし、会社にいすぎて本を読む時間が減っている。読みつけない体になってしまったのかもしれないけれど、そんな中電車で眠くならずに読んでいたのが、ジョー・ゴアズ「路上の事件」。
『もっとすごい!!このミステリーがすごい!』という別冊宝島を買い、そこで“このミス2008海外編”で6位に入っていたの知った。久しぶりに見た名前に慌てて買いに行きました。
ジョー・ゴアズは日本では人気がないようですぐ絶版になる、読んでみたくても読めていない作家。二十年程前「裏切りの朝」を読み、相性の良い作家と言うイメージを持ったのに、後は「狙撃の理由」を読んだだけ。そのうち他のもと思っていたら、ほとんど手に入らない状態になっていたという。だからイメージとしてすぐ絶版になる作家という感じ(本当は自分が怠惰なだけね)。それでも「ハメット」というダシール・ハメットを主人公にした作品は読んでみたいと、15 年くらい前か探し回ったのです。結局手に入らななかった。これは映画化もされた本なのに。監督ヴィム・ベンダースだったのですね。どうも文庫本を古本でとは思えなかった。そのまま今日にいたる、、、。
恋愛や仕事で“困ったちゃん”とつきあわなければならず悩んでいた人たちに結構話した言葉がある。それがこの記事のタイトル「一度騙されるのは騙す奴のせいだけど、二度目に騙されるのは(わかっているのに)騙される奴のせい」。なんだかもっともらしいこと言っていたけれど、これは確か「裏切りの朝」の中の台詞—原文どおりではないし、時間が経ちかなり変化しているかも—。この台詞を読んだのが、当時とっても納得できゴアズが好きになった瞬間。受け取り用によってはネガティブな台詞だが、人のせいにして泣き言をいっても仕方がないということだ。それより騙されないようにしないとね。
さて「路上の事件」だけど。大学を卒業して旅をしている主人公は作家を目指している—ヘミングウェイやチャンドラーの名前も出てくる—。その旅の途中人に会い、事件に遭いながらサンフランシスコで探偵を始める物語。旅の途中に遭う事件から後半の新人探偵の話まで、実は一連の流れが隠れていることで探偵小説—ディテクティブ・ストーリー—が出来上がっていた。これがなければ探偵小説というより旅物語—ロードノベル—になってしまう。全8部それぞれのエピソードで読ませていると思っていた。それも探偵小説というより青春物語(ップ!)だとね。だから第8部の展開があまりに勢いがあり過ぎて、もっとタメがあった方がなんて思ってしまった訳。ところがなんと、第3部から既にタメていたという。ちゃんと探偵小説というか、クライムノベルだったのです。前半はゴアズにとっての「ニック・アダムズ物語」だったのだろうか。作者もサンフランシスコで12年探偵をしていたそうだし、自身の前半生—1950年代—を使っているそうである。クライムノベルや探偵小説っぽく感じさせないのは意識的でもあるし、自身の想いかもしれません。やはり「ニック・アダムズ物語」かしら。久しぶりながら、訳者は違ってもゴアズを楽しみました。古本で探して見るべきかな。
小学生の時だったか昼のテレビでやったモノクロ映画。出だし位しか覚えていなかったけれど、それが後ほど読んだニック・アダムズの短編のエピソード。ボクサーが出てくるのだけれど、このちょい役が若いポール・ニューマンだったと思うのだ。というか「あっ、ポール・ニューマンだ!」と思ったので覚えていたの。この映画は何と言うタイトルなのだろう。記憶違いだったかなー。
ご存じの方いませんか?
『もっとすごい!!このミステリーがすごい!』という別冊宝島を買い、そこで“このミス2008海外編”で6位に入っていたの知った。久しぶりに見た名前に慌てて買いに行きました。
ジョー・ゴアズは日本では人気がないようですぐ絶版になる、読んでみたくても読めていない作家。二十年程前「裏切りの朝」を読み、相性の良い作家と言うイメージを持ったのに、後は「狙撃の理由」を読んだだけ。そのうち他のもと思っていたら、ほとんど手に入らない状態になっていたという。だからイメージとしてすぐ絶版になる作家という感じ(本当は自分が怠惰なだけね)。それでも「ハメット」というダシール・ハメットを主人公にした作品は読んでみたいと、15 年くらい前か探し回ったのです。結局手に入らななかった。これは映画化もされた本なのに。監督ヴィム・ベンダースだったのですね。どうも文庫本を古本でとは思えなかった。そのまま今日にいたる、、、。
恋愛や仕事で“困ったちゃん”とつきあわなければならず悩んでいた人たちに結構話した言葉がある。それがこの記事のタイトル「一度騙されるのは騙す奴のせいだけど、二度目に騙されるのは(わかっているのに)騙される奴のせい」。なんだかもっともらしいこと言っていたけれど、これは確か「裏切りの朝」の中の台詞—原文どおりではないし、時間が経ちかなり変化しているかも—。この台詞を読んだのが、当時とっても納得できゴアズが好きになった瞬間。受け取り用によってはネガティブな台詞だが、人のせいにして泣き言をいっても仕方がないということだ。それより騙されないようにしないとね。
さて「路上の事件」だけど。大学を卒業して旅をしている主人公は作家を目指している—ヘミングウェイやチャンドラーの名前も出てくる—。その旅の途中人に会い、事件に遭いながらサンフランシスコで探偵を始める物語。旅の途中に遭う事件から後半の新人探偵の話まで、実は一連の流れが隠れていることで探偵小説—ディテクティブ・ストーリー—が出来上がっていた。これがなければ探偵小説というより旅物語—ロードノベル—になってしまう。全8部それぞれのエピソードで読ませていると思っていた。それも探偵小説というより青春物語(ップ!)だとね。だから第8部の展開があまりに勢いがあり過ぎて、もっとタメがあった方がなんて思ってしまった訳。ところがなんと、第3部から既にタメていたという。ちゃんと探偵小説というか、クライムノベルだったのです。前半はゴアズにとっての「ニック・アダムズ物語」だったのだろうか。作者もサンフランシスコで12年探偵をしていたそうだし、自身の前半生—1950年代—を使っているそうである。クライムノベルや探偵小説っぽく感じさせないのは意識的でもあるし、自身の想いかもしれません。やはり「ニック・アダムズ物語」かしら。久しぶりながら、訳者は違ってもゴアズを楽しみました。古本で探して見るべきかな。
小学生の時だったか昼のテレビでやったモノクロ映画。出だし位しか覚えていなかったけれど、それが後ほど読んだニック・アダムズの短編のエピソード。ボクサーが出てくるのだけれど、このちょい役が若いポール・ニューマンだったと思うのだ。というか「あっ、ポール・ニューマンだ!」と思ったので覚えていたの。この映画は何と言うタイトルなのだろう。記憶違いだったかなー。
ご存じの方いませんか?