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柴田元幸

今日は(もう昨日になっちゃったけど)、新宿のジュンク堂であった、翻訳家の柴田元幸のトークショウに行ってきた。

一応紹介すると、柴田元幸は主に現代アメリカ文学を訳している人で、今日本の若い作家が文体で一番影響を受けているのはどの作家でもなく、翻訳家であるこの人(が訳した本)の文体である、なんて話もあって、まぁ、かなりのビッグネームです。
もちろん、まぁトークショウに行くくらいだから当たり前なんだけど、僕も大ファンで、基本的に柴田元幸訳(著)の本が出ると、とりあえず買っちゃう。ポール・オースターを訳してるのとかで有名かな?あと村上春樹(ついに、新作長編「1Q84」が来月下旬刊行予定)と仲が良かったりとか。


で、今回のトークショウは、彼の主宰する雑誌、「monkey business」の新しい号の発売に合わせたもの。
「monkey business」は去年の春創刊で、spring vol.1、summer vol.2、fall vol.3・3.5、winter vol.4ときて、先週2009 spring vol.5が刊行された。毎号「~号」と銘打って一つのテーマが決まっており、それに沿って書かれた新しい(古いのも)エッセイや小説が集められている。vol.1は「野球号」、vol.2は「眠り号」、vol.3は「サリンジャー号」、vol4は「少年少女号」、そしてvol.5が「対話号」。


トークは「monkey business」の裏話が主だったが、収録しそこねた詩や短編小説の朗読や質疑応答なんかが盛り上がり、充実した時間になった。
なかでも、トークで紹介された、まだ「monkey business」の最新号の他にはどこにも作品を発表していない完全な新人によるある短編小説にはとても興奮したんだけど、そこまで書くと長くなるのでそれはこの号全体の感想と一緒にまた書く。
あとは、内容とは関係ないんだけど、朗読の時の、物語の進行にリンクしたような、独特のリズム感のようなものが強く心に残った。あれは聴いててすごく心地よかった。


トークショウのあとはサイン会が催された。僕はうちから持ってきたレベッカ・ブラウンの「私たちがやったこと」と、「monkey business」の最新号にサインをもらった。自分の名前も書いてもらえるようだったけど、なんとなく恥ずかしくて書いてもらわなかった。だって・・・。

・・・まぁそんなわけで僕の数少ない宝物(ギター2本、Mac、RadioheadのIn Rainbowsの豪華版セット)に2冊の本が仲間入りした。大切にしよう。

バンジョー

最近、アメリカの新しいフォーク勢ばかり聴いているんだけど、それに影響されてか、ちょっとバンジョーが欲しくなってきている。

バンジョーは、とてもアメリカ的な響きがする。
だから僕みたいな日本人が使うとちょっとちぐはぐな感じになるかもしれない。でも単純に楽器として、使い方によってはもっと普遍的なものになりうるのではないかという気もする。というか、欧米音楽圏に対しての第三世界である日本に暮らす人間が使うことによって、それは西洋音楽の文法としての「ドラム(セット)・ベース・ギター」のフォーマットよりもより「濃い」西洋音楽の要素として、より面白い異種交配みたいなことが可能になるのではないか、という気も、しなくもない。

5万くらいでないかなぁ・・・

じめじめ

大雨ですな。

おまけに久しぶりに割と大きな地震があったりして、更に精神状態もあいまってか、とても不安定な気持ち。それにセットで頭痛もひどくなってきて、しんどい。

というわけで今日はちょっとここまで。






音楽聴き過ぎかな、頭痛いのは・・・。

ミルク

今日は今話題の映画、「ミルク」を観てきた。

アカデミー賞穫っただけあって平日の夕方にも関わらず人も結構入っていたように思う。

ガス・ヴァン・サントの映画はほとんど観てるけど、正直どれもあまり好きになれない。いや、好きになれないというか、嫌いという訳じゃないし映画は評価しているんだけど、簡単に言うと全然感情移入ができない。

で、「ミルク」なんだけど、それほど期待してなかった割にはよかった。というか彼の映画の中ではかなり好きな部類に入る。詳しい分析をするのには疲れ過ぎているのでしないけど、何となく思ったのは、ガス・ヴァン・サントはこの映画を、以前の映画と比べるとずっと遠くからみているのではないか、ということ。今まで感情移入できなかったのはたぶん、彼自身が映画、のようなところがあって、その「直接さ」みたいなものになじめなかったからじゃないかと思うんだけど、「ミルク」では不思議と彼の存在を気にせず映画を観ることができたように思う。

なんか酔ってる上に疲れてるのでわけわかんなくなってきたけど、ミルクの恋人・パートナー役のジェームズ・フランコが最高だった(あとジョシュ・ブローリン!)ということを記して今日は終わりにします。プレリ。

たまには

久々に日誌に手をつけました。

どうも、お久しぶりです。相変わらず元気なクロイワです。

最近、やることなすこと全部趣味(いい意味ではない)の時間に使ってしまったのは学生の特権というやつですかね?

そういえば、この間サークルの新歓の飲みに行ったのですが、

やたら音楽詳しい1年生に出会ったわけですよ。

それはもう、The Velvets Undergroundすきだわ、Joy Division好きだわー、ダモ鈴木崇拝してるわーだのいろいろ言ってましたね。性格はともかく、聞く分には結構嗜好とか悪くなくて結構話す分には悪くはなかったなーと思いました。新入生とか趣味でここまでわかるやつに出会ったのがそもそも久々だったから。

そいつはちなみに邦楽大好きみたいで、俺も邦楽はさすがに手を回していないためにあまり話しが弾まなかったですね・・・


ちなみにそやつのことをいじめる気はさらさらなかったのですが、さすがにめんどくさく(性格的に)w

サークル員はほぼ全員ブチ切れてましたね・・・俺はサークル嫌いじゃないけどこういうところはやはり社会性で当たり前のことなんだよなーと感じました。

敬語とか使わなくなると怖いね。なんかアメリカっぽくて嫌いじゃないけどやっぱりなんかしゃくにさわるところも無きにしも非ず。

なんかひねくれてるやつって結構見ますけど、やはり間近に見ると厄介だなw

まぁこんなにとやかく言うのはやめておくべきかな。人のことねちねち言うの嫌いだしな。現にしてるかもしれないけど・・・・




そんなこんなで、今日は永遠とMC-808(Groove Box)を扱ってました。

まだまだアレンジ固めて云々とかは結構まだまだなんですが、一応形が見えてきた感じです。


今年はいよいよ終盤の上級生に上がったわけなんですが、あがって思ったのは・・・

光陰矢のごとしというのはまさしく本当で、あっという間に時は過ぎるなーと感じました。

俺も今年は何か学んでいきたいなーと思い最近は嫌いだった本も買うようになりました・・・というのはまだ1冊だけだけど・・・w


話は戻ってしまうけど、いやーこの年になっていい加減何かを学ばないと正直大学とか入った意味がないと、つくづく感じるわけですよね。


大学って履修とかそういうめんどくさい制度を廃止して自由に学べる環境を作れば、きっと楽しいんじゃないかな。きっと履修とかは教授の金稼ぎなんじゃないかなとか、いやむしろ大学かw


履修とか講義とかってやっぱり質がないとその講義自体意味が成り立たないと思うんですよね。正直。


ですから今年こそは自分で学ぼうと思う。有名教授とかそういう講義とかは受けてみたいと思ったりもするんだろうけど。

これがwなかなかなかったりする・・・・


いやーだから大学ってやっぱり学部選びをしっかりしないと後々後悔するというのをひしひしと感じている。


文学部行けばよかったなw 
将来の不安とかあるかもしれないけどやっぱりなんだかんだで大学って授業にとらわれているときつく感じちゃうよなー。

そんなん大学じゃないって感じですけどねw


そんなわけで全然関係ない話をぼそっとしゃべってしまいましたが、

From Here We Go Sublime
From Here We Go Sublime
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このアルバムすごく気に入ってる一枚なんだけどなんといってもシンプルなサウンドがいい。


生涯にわたって多分RadioheadのIn Rainbows(いまや聞いていないけど)
に並ぶくらい聞くと思われるアルバムです。


ちなみに、The Fieldは
 ジ・イレイザー・リミキシーズジ・イレイザー・リミキシーズ
アーティスト:トム・ヨーク
販売元:Warner Music Japan =music=
発売日:2008-10-01
おすすめ度:3.5
クチコミを見る

このアルバムのCymbal Rushという曲のリミックスも担当しています。

このアレンジは本当によくできています。なんといっても自分の色に染め上げるのがすごい。やっぱりThe Fieldはいい。


最近エレクトロはこれぐらいしか聞いてないけど、ほかにもいいのあったらあさってみようかな。



Super Furry Animalsの新譜早くでないかな。即効で買いに行くけど。