【箱根駅伝2025】初心者でも楽しめる!基本から「ココだけ押さえる」注目ポイントまで完全解説!

 

正月の1/2と1/3に今年も箱根駅伝が開催されます。今回は第101回です。

箱根駅伝をずっとみてきた私が、初心者の方向けに紹介します。

ぜひ参考にして、楽しんでもらえたらと思います。

 

 

 

第101回 箱根駅伝の紹介

 

 

1.箱根駅伝の概要

2.出場大学紹介  

3.今大会の注目大学 

4.今大会の注目選手 

5.コース紹介

6.全体のポイント

 

 

 

 

  1.箱根駅伝の概要

 

 

箱根駅伝(正式名称:東京箱根間往復大学駅伝競走)のレギュレーション(競技規則)は、主催する関東学生陸上競技連盟によって定められています。以下に主要なルールや規定をまとめます。

 

基本概要

  • 大会形式
    • 10区間による往復駅伝(往路5区間、復路5区間)
    • 総距離217.1km(往路107.5km、復路109.6km)
  • 開催日程
    • 毎年1月2日(往路)と1月3日(復路)に開催されます
  • コース
    • 東京・大手町から神奈川・箱根町の芦ノ湖を往復するコース


 

 

  2.出場大学紹介

 

 

  • 参加チーム数
    • 21チーム(シード校10校、予選会通過校10校、関東学生連合チーム1チーム)

 

シード校  前回2024年のレースの10位まで

(大学       出場     2024年順位)

青山学院大学  17年連続30回目   優勝

駒澤大学    59年連続59回目   準優勝

城西大学    3年連続19回目    3位 

東洋大学     23連続83回目    4位

國學院大學   9年連続18回目    5位

法政大学     10年連続85回目     6位

早稲田大学  49年連続94回目     7位

創価大学      6年連続8回目    8位

帝京大学   18年連続26回目    9位

大東文化大学  3年連続53回目   10位

 

 

予選会組  10月の予選会の上位10位まで

(大学       出場     予選会順位)

立教大学    3年連続30回目   1位

専修大学    2年ぶり72回目   2位

山梨学院大学  5年連続38回目   3位

日本体育大学  77年連続77回目  4位 
中央学院大学  2年連続24回目   5位
中央大学    8年連続98回目    6位

日本大学    2年連続91回目    7位

東京国際大学  2年ぶり8回目 8位 

神奈川大学   2年連続55回目    9位

順天堂大学  14年連続66回目 10位

 

関東学生連合 予選会で敗退した大学からの選抜チーム

 

 

 

 

  3.注目大学

 

 

優勝候補に絞って紹介します。

今回はこの3校が有力校となります。

 

 

國學院大學

(出雲駅伝:優勝 全日本大学駅伝:優勝)

2025年の第101回箱根駅伝で初の総合優勝を目指しています。今季は出雲駅伝と全日本大学駅伝で優勝し、大学駅伝三冠に王手をかけています。

大エースの平林清澄選手、スピードがある山本歩夢選手が中心選手。この2人の4年生以外にも、下級生でも結果の出せる選手が揃っている。山登りの5区に若干の不安が残る。先行される展開になっても、復路で追い上げる展開にもっていきたい。

エースの存在と選手層の厚さ、そしてチームの団結力を武器である。

 

 

青山学院大学

(出雲駅伝:3位 全日本大学駅伝:3位)

前年の箱根駅伝の覇者。今年の箱根駅伝も優勝候補筆頭。

出雲と全日本は共に3位だが、メンバーの充実度は他大学を圧倒している。

往路に強い選手を配置し、往路優勝から先行逃げ切りのレース展開に。

太田蒼生選手、黒田朝日選手、鶴川正也選手、若林宏樹選手、などを中心に最強メンバーで挑む。

 

 

駒澤大学

(出雲駅伝:2位 全日本大学駅伝:2位)

2025年の第101回箱根駅伝での総合優勝を目指し、チーム一丸となって準備を進めています。前回大会では2位となり、王座奪還に向けて強い意欲を示しています。

チームのエースでキャプテンの篠原倖太朗選手が中心。山登りの5区の山川選手、山下りの6区の伊藤選手は、それぞれの区間で実績がある。怪我明けの佐藤圭汰選手が、いい状態で走れればチャンスは出てくる。

各選手の適性を活かした区間配置や、故障から復帰した選手のパフォーマンスが鍵となるでしょう。

 

 

  

 

  4.注目選手

 

 

注目選手も優勝候補の大学の選手に絞りました。

 

 

平林清澄選手(4年)(國學院大學)

 今年の大学長距離界の中心人物

 出雲駅伝、全日本大学駅伝と共に好走

 2区のエース区間で出場する

 

國學院大學の他の注目選手

 山本歩夢選手(4年)、青木瑠郁選手(3年)、高山豪起選手(3年)、上原琉翔選手(3年)、嘉数純平選手(3年)、野中恒亨選手(2年)、辻原輝選手(2年)

 

 

太田蒼生選手(4年)(青山学院大学)

 前回大会で3区を走り、区間賞を獲得したエースランナー

 競り合いに強く、爆発的な走りをするのが特徴

 当日変更で、往路区間に配置されることが予想される

 

黒田朝日選手(3年)(青山学院大学)

 安定した走りで常にチームに貢献する

 駅伝では毎回好走し、青山学院大学のエース

 当日変更で、2区に配置されることが予想される

 

鶴川正也選手(4年)(青山学院大学)

 鳴り物入りで大学入学してから4年目

 3年間はあまり活躍できなかったが、今年に入り大ブレイク

 この1年のトラックでの実績は申し分ない

 3区に配置されている

 

若林宏樹選手(4年)(青山学院大学)

 前回大会で5区の山登り区間を担当し、区間2位の好走

 今大会も5区でエントリー済

 山登りのスペシャリストとして、今大会でも活躍が期待されます

 

 

篠原倖太朗選手(4年)(駒澤大学)

 今年の駒澤大学で、最強ランナー

 いかなる状況でも、チームのために力走できる

 エース区間の2区に登場する

 

駒澤大学の他の注目選手

 佐藤圭汰選手(3年)、山川拓馬選手(3年)、伊藤蒼唯選手(3年)、桑田駿介選手(1年)

 

 

 

 

  5.コース紹介

 

 

箱根駅伝は、往路・復路それぞれ5区間の全10区間で構成されています。それぞれの区間には特徴があり、選手たちの適性やチーム戦略が問われます。以下に各区間の概要と特徴を紹介します。

 

往路(1月2日)107.5km

1区(21.4km) 大手町→鶴見

  • 特徴 序盤の流れを決める重要な区間。
  • 概要 スタートから遅れを取らないために、ハイレベルな選手が配置されます。平坦な道が多いですが、他校との駆け引きが鍵になります。優勝するためには、出遅れ厳禁。トップと20~30秒差くらいでつなぎたい。
  • 注目ポイント スタート直後は牽制し合う展開になりがちですが、どこで誰が仕掛けるのか。集団から抜け出す選手はいるのか、それとも集団のまま中継所に到達するのか。

2区(23.1km) 鶴見→戸塚

  • 特徴 「エース区間」と呼ばれる最長距離。
  • 概要 各校のエースが走ることが多く、タイム差が大きくつきやすい。平坦から緩やかな上り坂に変わるコース。留学生も走るため、最強の大学ランナーたちが戦います。
  • 注目ポイント 各校のエースがどんな走りを見せるのか。序盤で開いたタイム差がさらに広がるのか、それとも縮まるのか。

3区(21.4km) 戸塚→平塚

  • 特徴 海風の影響を受ける区間。
  • 概要 海沿いを走るため、風向きがレースに影響を与える。下り基調のコースで、スピードが求められる区間です。準エース区間に定着し、力があるランナーの争いになります。
  • 注目ポイント 風の影響を読み、選手がどのようにペース配分をするのか。スパートを仕掛けるタイミングが順位変動に繋がります。

4区(20.9km) 平塚→小田原

  • 特徴: レース展開を大きく動かすことができる区間。
  • 概要: 距離は短めですが、細かなアップダウンが選手の脚力を試します。往路の中では、つなぎの区間の4区。5区山登り区間にいい流れでつなぎたい。
  • 注目ポイント 5区の山登りへ向けて、いかに良い流れで襷をつなげるか。意外な選手が好走し、上位争いに食い込む「サプライズ」も生まれることがあります。

5区(20.8km) 小田原→芦ノ湖

  • 特徴: 「山登り区間」として有名。
  • 概要: 高低差約800mを一気に登る過酷なコース。山登りに強い選手を配置するのが通例で、大逆転が起こりやすい区間です。箱根駅伝の名物の5区。寒さや雪など、自然の洗礼を受けるときも。全区間の中で、最も差がついてしまう。山登りに強いランナーがいる大学は有利。
  • 注目ポイント 「山の神」は出てくるか。各チームのオーダー発表で、この区間に誰が配置されるかに注目が集まります。往路優勝の行方を左右する、最も目が離せない区間です。

 

復路(1月3日)109.6km

6区(20.8km) 芦ノ湖→小田原

  • 特徴: 「山下り区間」として知られる。
  • 概要: 5区の逆で、一気に下るコース。スピードと下り坂への適応力が要求されます。この山下りも適性が求められます。朝8時からスタートするため、路面が凍結して転倒するランナーもいる。
  • 注目ポイント 下り適性のある選手が、ここでどれだけタイム差を詰められるか、あるいはリードを広げられるか。序盤での転倒など、予期せぬアクシデントがないか。

7区(21.3km) 小田原→平塚

  • 特徴: 復路の流れを作る区間。
  • 概要: 平坦で走りやすいですが、集中力を保つことが重要です。ペースメーカー的役割が求められることも。全10区間の中では、比較的走りやすいコース。怪我明けや1年生が走ることも多い。7区終了時点で、どの位置にいるか、最終順位がみえてくる。
  • 注目ポイント この区間終了時点で、優勝争いやシード権争いの最終的な位置が見えてくるため、各チームがどの位置につけているかに注目です。

8区(21.4km) 平塚→戸塚

  • 特徴: スタミナ勝負の区間。
  • 概要: 復路で最も気温が高くなることが多い。粘り強さと持久力が鍵となります。競って走るというより、単独走になる場合が多い。タフなコースの8区、しっかり走れることが必要になる。
  • 注目ポイント ここでペースを維持できるか、あるいは落ちてしまうかで、終盤の順位に大きな影響が出ます。シード権争いをしているチームは、ここで順位を落とさない粘り強さが試されます。

9区(23.1km) 戸塚→鶴見

  • 特徴: 復路最長区間。
  • 概要: 長距離を走るため、スタミナと精神力が必要。終盤に向けて順位を上げるチャンスがあります。復路のエース区間。単独走であるが、優勝争い・シード争いの中で、前を追っていく推進力のある走りが求められる。
  • 注目ポイント 優勝を狙うチームがここでどれだけリードを広げられるか、あるいは逆転を狙えるか。シード権争いをしているチームが、この区間で順位を上げられるか。

10区(23.0km) 鶴見→大手町

  • 特徴: 最終区間で逆転のドラマが生まれることも。
  • 概要: 平坦な道をひた走るコースで、ゴールが近づくプレッシャーとの戦いになります。キャプテンや4年生など、責任感ある人が任せれる場合が多い。ゴール地点で待ってる仲間のためにも、少しでもいい順位でゴールを目指す。
  • 注目ポイント 数秒差での順位逆転劇が起こる可能性。シード権争いの最終決着。全選手がゴールを目指す姿に、毎年感動が生まれます。

 

 

 

 

 

  6.全体のポイント

 

 

戦略的配置

各区間の特徴に合った選手を配置することが重要。スタートが得意な1区、エース区間の2区、スピード区間の3区、山登りの5区、山下りの6区など

 

流れを掴む

箱根駅伝に限らず、駅伝は先手必勝が定石。往路で優勝することで、復路までの総合優勝に近づきます。スタートの1区で遅れないこと。2区、3区そして5区までの往路でいかにリードを取るか。6区以降の復路は、各ランナーが展開の中で粘ること。

チーム戦略の中で、いかに自分の力を発揮できるかが、勝敗を左右します。

 

個々の力

選手個々の能力だけでなく、区間ごとの適性や心理的な強さも勝因に大きく影響します。

選手とチームの全力が結集されるこの大会は、多くのドラマが生まれる駅伝の最高峰です。

 

コンディション

箱根駅伝までにトップコンディションに整えることの重要です。

寒い時期なので、風邪やインフルエンザなどの病気かからないような体調管理。各大学は寮生活しているため、チーム全体に蔓延してしまう場合も。

 

エントリー人数

1チーム16人を登録し、10人がレースに出走。

レース直前にメンバー変更が可能(補欠登録者から変更可能)。

 

シード権

総合順位で上位10位以内に入ったチームが翌年の大会でシード権を獲得。シード権を持つチームは予選会を免除される。

 

 
 

 

 まとめ

 

今年は青山学院大学の戦力が充実しています。青山学院大学が中心となり、前半からレースを引っ張る展開が予想されます。駒澤大学は往路でくらいついていけるか。國學院大學は粘って復路まで勝負をもっていきたい。
今年は山登りの5区にいい選手が多いので、名勝負が期待される優勝争いもですが、そして10位内のシード権争いも白熱します。
各ランナーの活躍を期待して、今年も楽しみにしています。
 
 
 
 
 

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