8月は夏休みで、9月からは2学期が始まります。

輝く毎日から現実へと戻る9月、そんな感じがします。

夏休み中は学校のプールが開かれ、町内会ではラジオ体操も行われていました。

そのため、近所の友人たちとは思いの外、頻繁に会っていたようです。

少し遠くの友人とは、9月になって久しぶりの再会を果たします。

これが私たちの世代(昭和47年生まれ)の夏休みの過ごし方です。

 

私が小学生の頃は神奈川県川崎市に住んでいました。

9月1日は関東地方では防災の日として意識されています。

この日は防災ずきんをかぶり、防災訓練を実施します。これは関東大震災がこの日に発生したためです。

関東大震災は1923年9月1日に関東地方を襲った大規模な地震で、マグニチュード7.9とされています。この災害は近代史上でも最も破壊的な自然災害の一つと言われています。40年前、小学生だった私にとっては、遠い昔の出来事のように感じられました。

 

その後、東日本大震災をはじめとする信じがたい災害が各地で続いています。

大雨や暴風も、かつてと比べると想像を絶するレベルに達しています。

愛知県においても、何年も前から大きな地震が近いと予告されています。

スーパーで見かける米の不足は、この敏感さの表れかもしれません。

 

そこで災害に備えた備蓄を簡単にご紹介します。

1. 食料と水

  • : 一人当たり1日3リットル、最低3日分(できれば1週間分)を確保します。飲料水だけでなく、料理や洗浄に使う水も考慮します。
  • 食料: 調理が不要、または簡単に調理できる食品(レトルト食品、缶詰、乾パン、インスタント食品、シリアルバーなど)を備蓄します。栄養バランスを考えた種類を揃えるとよいでしょう。

2. 生活必需品

  • 携帯トイレ: 水が使えない場合に備えて、携帯トイレを準備します。
  • ウェットティッシュ、アルコール消毒液: 衛生を保つために必要です。
  • 簡易寝具、毛布: 避難所や車中泊を考慮して、防寒具を含めた寝具を用意します。
  • ゴミ袋: 衛生管理や簡易トイレとして使用できます。

3. 医薬品と衛生用品

  • 常備薬、処方薬: 持病のある方は、余分に用意しておきます。
  • 救急セット: 絆創膏、包帯、消毒液など、応急処置に必要なものを揃えます。
  • マスク、手袋: 感染症予防や衛生維持のために必要です。

4. 照明と通信手段

  • 懐中電灯、ランタン: 乾電池式または充電式のものを用意し、予備の電池も備えておきます。
  • 携帯ラジオ: 災害情報を得るために重要です。電池式または手回し充電式のものを選ぶとよいでしょう。
  • 携帯電話の充電器: ソーラー充電器や手回し充電器もあると安心です。

5. 貴重品と書類

  • 現金: ATMやクレジットカードが使えない場合に備えて、現金を用意しておきます。
  • 重要書類: 身分証明書や保険証、通帳などのコピーを防水ケースに入れて保管します。

6. その他

  • 食器、カトラリー: プラスチック製や紙製の使い捨て食器が便利です。
  • 工具類: 緊急時に使える工具セット(ナイフ、ドライバー、テープなど)を用意します。
  • レインコート、タオル: 雨天時の移動や清潔を保つために必要です。

 

備蓄のポイント

  • 定期的な見直し: 食品や医薬品などの賞味期限や使用期限を確認し、古いものは入れ替えます。
  • 家族構成を考慮: 家族の人数やペットの有無、赤ちゃんや高齢者がいる場合は、それぞれのニーズに応じた備蓄を行います。
  • 普段使いできるものを備蓄: 災害時だけでなく、日常的に使えるものを備蓄することで、無駄なくローテーションが可能になります。

 

災害時の備蓄は、家族の安全と安心を守るための重要な準備です。状況に応じて、適切なものを準備しておくことが大切です。

ビジネスにおいても、このような感覚が必要だと思います。悪い状況を想定し、その仮定のもとで訓練を行うこと。万が一緊急事態が発生した際の対応を確認すること。家庭であれ個人であれ会社であれ、事前の準備は必要だと感じます。

 

 

※写真は安城で開催された大学女子ソフトボール全国大会の様子です