マニピュレーションの代表的な演目である「四つ玉」の話を書こうとして、はた、と気づきました。

 ネタばれになりすぎて書けません。

 このブログではマジックの事を、ネットで公開できる程度にいろいろぼやかしたり例えたりしながら書いてる訳ですが、演目によってはちょっと限界があるようです。

 他のマニピュレーションの演目だと、そもそもバレるような仕掛けが何もない、ほとんど純粋にテクニックだけで成り立つものがいろいろとあります。四つ玉の場合はちょっと違って、過去発表された資料では、シンプルな秘密をそこまでやるかというくらいに使い倒しているのが要点なので、どうしてもその「秘密」に触れないと話にならない訳です。

 では、秘密や仕掛けがないと出来ないのか、というと実はそうでもなく、私も自分の手順では、東急ハンズの素材売り場で買ってきたゴムボールをそのまま使うものもあります。たまたまなのですが、サイズが私の手にはちょうどいいのです。
 また、これはこれで、角度に強く実用的です。文献やDVDでは発表されたものが非常に少ないと思いますが、実演しているパフォーマーは時々見るので、実はそれなりにポピュラーなのかもしれません。
 マニピュレーター魂として、タネや仕掛けのないものを使って不思議を作る方が楽しい、というのもありますね。

 仕事の現場では、むしろこの「ただのゴムボール」の方が出番が多いので、当面はこのあたりの話をいくつか書く事にします。