コインの話は一通り書いたので、お休みです。ネタ切れとも言いますね。
今日のはマジックではなく、神秘体験の話です。
かつて、呼吸法や瞑想に興味を持ち、いろいろと試してみていた頃がありました。
小周天の法。一分吸って、一分吐く特殊な呼吸。
瞑想をつづけるうち、ある時、天から光が差し込み、周囲が開け、意識が覚醒する感覚が……
おお!
なんという素晴らしき奇跡が我が身に!
悟り、それともチャクラが開いたのかッ!
……
………
いや。
違う、どう見てもこれ、ただの脳貧血でしょう。
だいたい、そんなに細く長い呼吸なんて事をしてて、酸素が足りてるワケがないし。
もともと血圧が低いので、この手の貧血は毎日のように体験してたのですが、時間をかけて起こす脳貧血は、ブラックアウトではなくホワイトインとでも言うような、独特な感じがあります。
仏教(というかブッダも修行中はバラモン教でしょうけど)の座禅を続けると、途中で悟りと似て異なる「魔境」というのがやってくるそうなんですけど、まあ、たぶん間違いなく、コレでしょう。一種の危機的状況なので、脳内物質も出まくりです。
やたら気持ちいいんですけど、だから何ってのはありません。クセになって行えば行うほど、脳細胞が死ぬでしょうねぇ。
かつて、小山ゆうのマンガ「スプリンター」で、100m走のゴール付近では酸欠で「神」を見る、という描写が話題になり、そこだけ他作品にもよく引用されてました。ランナーズ・ハイですね。これと同じ類いのものでしょう。
でもって、この「覚醒感」「天から光が差し込む感じ」を、修行の成果とか言う話は、神秘体験の例としてやたら目にするワケなんですが。
体験したので自信を持って断言します。そんなの、無意味。
ちなみに、ウチの家系は被暗示性が高い割に性格がシニカルで、霊的なものが好きなくせに全然信じてません。ひいおばあちゃんは神道系の霊能者だったりしたのですが、子孫は誰も教祖になろうとせず空席になってます。
この話を家族にした時も、うっかり神秘体験すると教祖にさせられてお母さん面倒だからあんたちょっとそういうのやめてくれる、みたいな冷たい反応でした。そもそも、神秘体験なんてのはそれ自体は別に有益な事は何も起こさない、というのを見て育ってる訳です。
マジシャンになったのも、そのあたりの「不思議は大好きだけど神秘は別にどうでもいい」という、ヒネた血筋のせいな気がします。
今日のはマジックではなく、神秘体験の話です。
かつて、呼吸法や瞑想に興味を持ち、いろいろと試してみていた頃がありました。
小周天の法。一分吸って、一分吐く特殊な呼吸。
瞑想をつづけるうち、ある時、天から光が差し込み、周囲が開け、意識が覚醒する感覚が……
おお!
なんという素晴らしき奇跡が我が身に!
悟り、それともチャクラが開いたのかッ!
……
………
いや。
違う、どう見てもこれ、ただの脳貧血でしょう。
だいたい、そんなに細く長い呼吸なんて事をしてて、酸素が足りてるワケがないし。
もともと血圧が低いので、この手の貧血は毎日のように体験してたのですが、時間をかけて起こす脳貧血は、ブラックアウトではなくホワイトインとでも言うような、独特な感じがあります。
仏教(というかブッダも修行中はバラモン教でしょうけど)の座禅を続けると、途中で悟りと似て異なる「魔境」というのがやってくるそうなんですけど、まあ、たぶん間違いなく、コレでしょう。一種の危機的状況なので、脳内物質も出まくりです。
やたら気持ちいいんですけど、だから何ってのはありません。クセになって行えば行うほど、脳細胞が死ぬでしょうねぇ。
かつて、小山ゆうのマンガ「スプリンター」で、100m走のゴール付近では酸欠で「神」を見る、という描写が話題になり、そこだけ他作品にもよく引用されてました。ランナーズ・ハイですね。これと同じ類いのものでしょう。
でもって、この「覚醒感」「天から光が差し込む感じ」を、修行の成果とか言う話は、神秘体験の例としてやたら目にするワケなんですが。
体験したので自信を持って断言します。そんなの、無意味。
ちなみに、ウチの家系は被暗示性が高い割に性格がシニカルで、霊的なものが好きなくせに全然信じてません。ひいおばあちゃんは神道系の霊能者だったりしたのですが、子孫は誰も教祖になろうとせず空席になってます。
この話を家族にした時も、うっかり神秘体験すると教祖にさせられてお母さん面倒だからあんたちょっとそういうのやめてくれる、みたいな冷たい反応でした。そもそも、神秘体験なんてのはそれ自体は別に有益な事は何も起こさない、というのを見て育ってる訳です。
マジシャンになったのも、そのあたりの「不思議は大好きだけど神秘は別にどうでもいい」という、ヒネた血筋のせいな気がします。