逆に開くサークルファン、の1年前の話です。
コインマジックが好きだった私は、今までにないコインのテクニックを考えて使っていました。
どの分野でも、たいていの「新しいもの」は、既に誰かが考えているものですが、珍しい事にそのテクニックは前例がないものだったようで、詳しい人に聞いても「それは初めて見るなぁ」という意見でした。
名前もついてなくて、周囲からは「ヒロシ式」とか、実にテキトーな呼ばれ方をされていました。
後にステージで「四つ玉」の演技を行う際、そのテクニックはボールにも使える事がわかり、そのまま活用されました。
それを見た、現・FISM審査員でもあるヒロ・サカイさんは当時、苦笑しながらこうコメント。
「……がんばって下さい」。
まあ正直、そうとしか言い様のないもので、人に教えても関節が柔らかくないと出来ない、体質に依存するタイプのテクニックかな、という感じではありました。
社会人になってから、「マジック・ユニバーシアード」という催しが行われ、学生マジックで行われているマニビュレーションの、独自のトピックを集めた、その名も「学生マジックのマニピュレーション」という、そのまんまな本を出版することになり、私が取材して書きました。
前述の逆サークルファンも含め、自分自身のオリジナルもそこに収録させてもらいました。
時が流れ、3年前の事でしたか。「ハラダホールド」という新しいコインテクニックのDVDが出た、という話があり、購入してみたところ・・・
私が20年前に考えた、あのテクニックと同じものでした。
たいていの新しいものは、既に誰かが考えているものですが、まさか自分がその先例の方になるとは思いませんでした。
「東京」の「学生マジック」の「ステージ」の本なので、関西のテーブルマジックを行う人々が読んだ事がなくても無理はないとは思いますし、正直、このテクニックを使っている人を他に見たことがないので、「我が子の埋もれかけた才能を見つけてもらった」みたいな感覚もあるのですが・・・
なんというか、「自分が考えた」と思う事は、それを発展させる最大の原動力となります。練習の動機としても非常に強力です。前例があった事にがっかりして練習をやめてしまったら残念です。
DVDを出したハラダさんと銀次郎さんとはお会いした事がないのですが、どちらもお若い方だと伺っています。どうかこれに懲りず、そしてまた新しいものをいろいろと考えていただきたいな、と思う所です。
コインマジックが好きだった私は、今までにないコインのテクニックを考えて使っていました。
どの分野でも、たいていの「新しいもの」は、既に誰かが考えているものですが、珍しい事にそのテクニックは前例がないものだったようで、詳しい人に聞いても「それは初めて見るなぁ」という意見でした。
名前もついてなくて、周囲からは「ヒロシ式」とか、実にテキトーな呼ばれ方をされていました。
後にステージで「四つ玉」の演技を行う際、そのテクニックはボールにも使える事がわかり、そのまま活用されました。
それを見た、現・FISM審査員でもあるヒロ・サカイさんは当時、苦笑しながらこうコメント。
「……がんばって下さい」。
まあ正直、そうとしか言い様のないもので、人に教えても関節が柔らかくないと出来ない、体質に依存するタイプのテクニックかな、という感じではありました。
社会人になってから、「マジック・ユニバーシアード」という催しが行われ、学生マジックで行われているマニビュレーションの、独自のトピックを集めた、その名も「学生マジックのマニピュレーション」という、そのまんまな本を出版することになり、私が取材して書きました。
前述の逆サークルファンも含め、自分自身のオリジナルもそこに収録させてもらいました。
時が流れ、3年前の事でしたか。「ハラダホールド」という新しいコインテクニックのDVDが出た、という話があり、購入してみたところ・・・
私が20年前に考えた、あのテクニックと同じものでした。
たいていの新しいものは、既に誰かが考えているものですが、まさか自分がその先例の方になるとは思いませんでした。
「東京」の「学生マジック」の「ステージ」の本なので、関西のテーブルマジックを行う人々が読んだ事がなくても無理はないとは思いますし、正直、このテクニックを使っている人を他に見たことがないので、「我が子の埋もれかけた才能を見つけてもらった」みたいな感覚もあるのですが・・・
なんというか、「自分が考えた」と思う事は、それを発展させる最大の原動力となります。練習の動機としても非常に強力です。前例があった事にがっかりして練習をやめてしまったら残念です。
DVDを出したハラダさんと銀次郎さんとはお会いした事がないのですが、どちらもお若い方だと伺っています。どうかこれに懲りず、そしてまた新しいものをいろいろと考えていただきたいな、と思う所です。