楽屋には夢がある 楽屋には愛がある  | .

.





楽屋ニュース

本当におもろない。










昔はよかった

とか言うと

カミセンに嫌がられるから

我々の様なトニセンは

普段

絶対に言わない様にしているが

こと

楽屋ニュースに関しては

昔はよかったと

断言出来る。

あえてもう一度言おう。





楽屋ニュースは昔がおもろかった。

と。






数少ない読者の皆さんなら

トニセンのこの意見に

賛同してくれるだろうが

ナイトinナイト時代の

楽屋ニュースを知らない

カミセンらには

理解してもらえないのかも知れない。










ええ。

ひろゆきを崇拝している

バカなくせに

世間にはキレものと見られたい系の

皆様なら

二つの違和感

ツッコミたくて仕方ないでしょう。




わかりますよ。


ええ。


あたしが仕掛けたトリックに

まんまと引っ掛かっているのですから!!

ツッコミたくて仕方ない事でしょうて!!






早速

答え合わせしていきましょう。





まずは

一つ目。


中年をトニセン。

若者をカミセンと呼ぶ

V6方式。

ええ。

令和の世では

違和感しかありません!!!

ババン!!


そして

二つ目。


普段アレだけ

お笑いは死んだ

芸人イズデッド

と必死で訴えているくせに

あえて

M-1 や THEW をイジらず

楽屋ニュースをイジる

このスカした姿勢!!!

ババーン!!

シュール!!!!












あ、はい。

以上でーす。














さて

本題に入りまして

クリスマスの出来事を

ぜひ、聞いて帰って下さい。




良き父 = クリスマス


普段、存在感のない父が

一年の中で唯一

存在感を発揮できる

それが

クリスマスです。


イクメンに強い憧れを持つ

あたしとしては

ぜひとも参加したい

一年を締めくくる

大事な行事でございます。





娘が鼻クソそよがせて

眠りにつく

クリスマスイブから

クリスマスにかけての

夜の事。


寝室にそっと現れ

枕元にプレゼントをボム。


そして娘が

サンタさんへ書いたお手紙に

サンタさんになりきって

お返事書く。


これがベタなイクメンの

流れでございます。



ただ。

今年は違いました。


誰に教わったのか

サンタさんへの気配りとして

ちょっとしたお茶菓子まで

置いてあるではありませんか。


思いやりのある

ええ子に育ったなと

目頭熱くしておったのですが

よくみると

お茶菓子の横に

ヤクルトが4本置いてあるのです。


ええ。


あたしが子供の頃

前歯のない母がよく

こう言っておりました。

「ヤクルトは1日1本まで!

  それ以上飲んだら虫歯なるえ!」

言うて。



ですが

イクメンぶりたいあたしは

プレゼントを置き

お手紙に返事を書き

お茶菓子を食べて

ヤクルトを飲み干す

この

子供喜ぶ確定演出が

イクメンには必要だと考えます。








何という事でしょう。






3本目に手が伸びません。

ええ。

子供の頃

無限に飲めると信じてやまなかった

憧れのヤクルト。
 
だのに、なぜ。

3本目に全く手が伸びないのです。

液体なのに

固形の様な喉越し。

独特な味と酸味。





あたしはあるセリフを思い出します。




若かりし頃

歴代の彼女達が言っていた

飲み込めない という

悲痛なセリフ。


そう、欲望のままに

頼んでは断られていた

若かりし頃の記憶。

飲み込めない。




今こうして

中年男性となり

やっとあの頃の彼女達の気持ちを

痛いほど理解出来る日がくるとは

ヤクルトで疑似体験出来る

こんな日がくるとは。








聖なる夜に

ド下ネタはいけません。


3本目をゆっくりと手に持ち

前歯で蓋に穴を開け

一気に流し込みます。

喉の方に一向に向かう気配がございません。

その姿フードファイターです。

残り3分。

トップとの差は僅か1本。

そんな感じです。



どんな絵でしょうか。

鼻クソそよがせ眠る

可愛い娘の隣で

ヤクルトに悶絶する父。

大イビキの嫁。

うまれる殺意。








次の日の朝に知るのですが

サンタさん1本

トナカイさん×人数分

合計 ヤクルト 4本

の計算だったそうです。






まだまだイクメンぶりたいので

来年のクリスマスにまた

こんな苦行が待っていては

困りますので

サンタさんからのお返事の

お手紙の最後に


この後も何件か周りますので

来年のクリスマスからは

水分の方は差し控えさせて頂きます。



と家庭訪問の時の先生みたいな

一文を書いてみたり

ラジバンダリ。






イクメン日記でございました。

よいお年を。