ここのところいつも「ご無沙汰しております」とあいさつのような言葉から始まっているような気がしないでもありませんが……。
今日もまた同じ挨拶からはじまります。ご無沙汰しております。
前回のブログを更新後、母は化学療法をすることになりました。アバスチンです。3週間に1度、病院で約1時間ほどかけて点滴をし、経過観察をしながら様子を見ていくというものです。5月の段階で再発しており、抗がん剤は使えなくなっていました。
最後の手段で、アバスチンを紹介されたのです。腫瘍が小さくなるなどの効果は見込めないが、成長を抑制できる可能性がある。そう言われて勧められ、アバスチンの投与をしてもらうようになりました。7月ごろには、「脳腫瘍が成長していませんね、このまま様子を見ましょう」なんていわれ、かすかに延命の希望を持ったりしながら治療をしていたのですが。
9月末、アバスチンの治療が終了。アバスチンを投与しても、これ以上のことは見込めません、とのことでした。大学病院での治療が終了したことを意味しています。今後は地元の病院を再度紹介され、そちらで緩和ケアをする運びとなりました。緩和ケアといっても、今すぐ入院などではありません。現在は、介護認定が下りるのを待ちながら、自宅で過ごしています。
9月上旬ごろから現在にかけて、母の半身はほとんど動かせなくなっています。足はかろうじて少し動かせますが、腕はほとんど上がらなくなってしまいました。加えて、母とはほとんど会話ができません。言葉のやり取りはできるのですが、なんの脈絡もない単語を並べ立ててきます。こちらが聞いたことにはまだ少しは答えてくれるので、ご飯を食べる、眠る、排せつをするなどの問題は今のところありません。
しかし、ここのところ調子を崩したり、身体が思うように動かないことも多いようなので、父は来月から休職し、母と一緒に過ごす時間を増やします。正直なところ、ここからどのようになっていくのか全く分かりません。徐々に動けなくなり、介護が必要となり、どのくらい生きてくれるのでしょうか。
ゆるやかに悪化していくのか、ひとつき単位でどんどん進行していくのか。この冬は越せるのか、どうなのか。
次回の病院受診は11月の頭のようなので、父にいろいろ聞いてきてもらおうと思っているところです。
自分たちのことでいうと、更新していない期間にいろいろありました。
まずは、末期がん患っていた義父が7月に亡くなりました。3年と6か月の闘病でした。義母と夫と私の三人で看取りました。バタバタと葬儀諸々を済ませ、相続の手続きや諸々を手伝いながらこなしていたら、あっという間に2,3か月経過していました💦
義母も、義父がなくなる1週間前にがんの宣告を受けたため(ステージ1でした)、現在義母はがん治療を開始しています。手術の前に抗がん剤の投与が必要な治療方針なので、3週間に一度、1泊入院をするかたちで抗がん剤の投与を行っています。義母はまだ一人で動けているので、送り迎えや付き添いなどはしていませんが、時々サポートをするなどしています。
その間、わたしたち夫婦は引っ越しをしました。
理由は、猫を家族に迎えたためです。なぜこのタイミングで?というのもあるのですが…。まあその辺は関係のないことなので割愛します。現在、ラグドールの女の子と3人で暮らしています。義父のこと、義母のこと、そして母のことでばたばたもしているのですが、猫がいたり、夫が寄り添ってくれたり、他愛ないおしゃべりに付き合ってくれる友人、ほそぼそと続けている趣味などに心を救われています。
話題がそれてしまいましたが。
母はなんとか踏ん張って生きてくれています。1日でも長く頑張ってくれることを祈るばかりです。
最近の現状でした。では。