あまりにも愚直すぎる、貴乃花親方の行動。
いくら思いや理念が正しかったとしても
だんまりを決め込んだ挙げ句に組織を追い出されてしまっては、
改革も何も出来なくなり元も子もあるまい。
中学校を卒業してすぐに角界入りし、
以来ひたすら相撲のみに集中・まい進してきたのだから
こういった場合の器用な立ち回り方や、
いい意味でも悪い意味でも「知恵」が圧倒的に足りないのは仕方がない。
ただ、弁護士をはじめとした周囲のブレーンが
何故もっと別の方法を貴乃花に示してやれなかったか。
それがとても歯がゆく、じれったいのだ。
協会に対する反発だろうと弟子を守るためだろうと、
別の方法がいくらでもあったはずだ。
もし周囲の人間が貴乃花に対して何も言えない「空気」があるのならば、
それもまた角界の膿であろう。
ネットでは彼を擁護する声が圧倒的に多いが、
貴乃花が沈黙を続けることによって自身の首を絞めているのは事実であり、
相撲協会側としてはこれしか対応のしようがないというか、組織論として正しい。
あまりにも遅きに失しているが、
貴乃花は一日も早く自らの口で様々を語るべきである。
もちろん内容はブレーンと充分に練り上げて。
なにしろ、貴乃花自身が口を開くのが大事だ。