「今日という日を忘れるなー」
映画「パイレーツオブカリビアン」で
キャプテン・ジャックスパロウが、港の役人に取り囲まれ
隙をついて、そこから逃げ出す時に放ったその“セリフ”を聞いて
過去に地元のYッシーが、
ブログにその言葉を載せていたのを思い出した。
当時、そのブログを見た時は
その言葉が、映画のセリフなんて気付かず、
「ど~せどっかのバンドグループの歌詞だろう」思っていたが
先日、「パオレーツオブカリビアン」がテレビで放送され
観ていた時、そのセリフを聞いて、
「そこから引っ張ってきたのかー」と軽~い脳の“アハ体感”をしたのだった。
「“今日”という日を忘れられない」ような
アメージングな出来事を、
日々の生活に求め、また自ら創り出して行(生)きたい。と、
このブログではさんざん述べているが
やはりアメージングなネタがなければ、
このブログの更新の頻度も落ちるわけである。
さて
その、「ジャックスパロウ」のセリフのように
“忘れられない”ような出来事が、オレの身に起き
いわゆる「トラウマ」になってしまった。
“痛くて”、“キモ~イ”事件である
先日、
我らが地元の「八幡」に悠々と流れる川
「村田川」の河口で釣りをしていたときのこと。
その日仕事は休みで、昼過ぎから夜にかけて
地元のBンノグと釣りをしながら、酒を飲んでいたのだ。
「アウトドア好き」で「のんべえ」なオレとしては、
“釣り”をしながら“呑む”なんてのは
オレにとったらすでに“アメージング”であり、
その日狙っていた、大物のシーバス(鱸・スズキ)が
釣れても釣れなくても、満足だった。
オレが釣りをしていたポイントは、町から離れた
工業地帯の河口付近であり、夜になると
人気も少なく、明かりもないため
薄暗く、不気味な雰囲気を漂わせる。
日も暮れて、辺りも見えなくなってきたし
いいカンジに酔ったので帰る事となった。
その時、首筋に「チクッ」っと何かが刺した痛みがあり
触ってみると、少し腫れていた。
蚊か、なんか小さい虫だろうと、特に気にもせず
釣竿を片すために、リールを巻こうと右手を見た瞬間
全身に寒気と激痛が走った。
右手の甲を、10センチはある大きな「ムカデ」が這っていたのだ。
こんなヤツ(画像注意)
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コレを見た瞬間、首筋の痛みが
ムカデに噛まれたものだとわかり、さらに痛みが増す。
Bンノグがびっくりするほど、
「うぎゃあああぁぁああぁ~~~~」と叫び、
右手を振り回してムカデを払い、
1分くらい騒いだのち、さっさと片付け
逃げるように帰ったのだ。
幸いな事に、オレは命に別状もなく笑
こうしてまた、ブログを更新できている。
ただ、腫れはまだ少しだけ残っているけどね。
しか~~し
この出来事はオレの脳内「トラウマライブラリー」に保存されたのだ。
それからは
思い出すだけで背筋が“ゾッ”とするし、
首筋には寒気がするのだ。
気持ち悪いのは、
オレがのんきに酒を飲みながら釣りをしている間にも、
ムカデ君がオレの全身を這い回っていたことである。
よくよく考えてみると
釣り場には頭上に木などはなく、落ちて来たものとは考えられない
だとすれば
足元から、ひざ、おしり、背中と首筋まで登ってきたという事だ。
そして噛んだ後は、肩から、腕、手にたどり着き
オレに発見され、
23歳のいい歳した成人男性の“恐怖と激痛”による雄たけびを浴びせられ
ムカデ君はどこかに吹っ飛ばされたという事。
もしかしたら、川に落ちちゃったのかもしれない。
ムカデにとってはいい迷惑だね。
オレ、とムカデ君は
「“今日”という日を忘れないだろう」

オレにもこんな時代がありました
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