明日の「Dynamite」のアリスターの対戦相手が決まったが、俺のよく知らない選手であり少し残念だった。
相手は「UFC最短KO記録を持つ男」トッド・ダフィー選手だが、“最短記録”ってあんまり強そうに聞こえないのはオレだけだろうか。
まあ、その試合を見てないのでなんとも言えないけどね。しかしアリスターの対戦相手にトッド選手“自ら”名乗り出た勇気はすごいな。
やっぱ体を鍛え上げて試合を重ね強くなると、またさらに強い者と戦い、自分がどれだけ強いのか証明したくなる、いわゆる戦士の血が騒いだのか。その気持ちはアスリートにとっては欠かせないよな。
オレもよーーくわかるよ。だがあの「アリスター」の挑むなんて。
「やはりプロは違うなあ」と素人との格の違いを感じるのである。
とにかくアリスターファンのオレとしては、トッド選手を返り討ちにして欲しいな。なんたって
「DREAMヘビー級暫定王者決定戦」なのだから。



我々は運命を自分で決められると思っているが、果たして本当にそうなのか?
いつ生まれ、いつ死ぬかまで、決められるのか?
あるいは大いなる力が、人間の運命を決めるのか?
それとも進化が人間を導くのか?
科学が道しるべなのか?
神の介在により、人間は守られているのだろうか?

強さとは、知識とは、何のためにあるのか?

どれだけ威張っていても、悲しいことに人間はどんな試練が与えられるのか分からない。
運命に呼ばれたときに、いかにして試練に立ち向かうかを決めるだけだ。
その運命に応える勇気があることを祈りながら。


K-1 衝撃 KO  best20