俺じゃないんだけどね。



バイト先の気分屋。

余りにも天の邪鬼振りに、俺が殴った奴。

最近、ご機嫌ぜよ。



理由は、新しく入って来たバイト。


二人は野郎で、一人は女性。

どうやら、その女性に恋しちまった様子。

テンション高し。

良く笑う。

天の邪鬼も影を潜める。

う~んっ!

恋は偉大だね。

どうか、どうか!

彼のボロが出ませんように!




奴の恋の成就を祈りつつも、自らも恋に焦がれる四十二歳。

師走のバカ寒い午後。