この一曲に懸けろ!? Vol6
マツモトさんが「今日はどの一曲に懸ければいいですかね?」って聴いてくれたから今日はこの一曲でお願いしたい!
ヤツカです。
そんな訳で今日はフランク・ザッパの「Peaches en Regalia」をご紹介致します。
まずはフランク・ザッパさんについて説明させて頂きます。
偉大なアーティストとかそっち系の記事になると結構な頻度で名前が上がるザッパさんですが聴いたことある人は結構少ないはず。
なぜなら誰でも知ってるレベルのヒット曲や代表曲がほぼないからです。(あったら、すいません)
少なくとも自分はそんな理由で名前は高校生位から知ってましたか聴いたことなかったです。
ザッパさんは特徴としてはとにかく多作であることです。
アルバムが60枚以上!!ブートレッグ、ライブ盤を合わせると倍以上の作品があり作品をコンプリートは不可能レベル…。
ギタリスト、作曲家としての評価も軒並み高評価!!
だが、それだけに何を聴いたらいいか解らない!!
そんな時にとりあえずで僕がお薦めしたいのが「Peaches en Regalia」です。
ジャズ・ロックにポピュラー音楽的解釈をいち早く導入したと評されるアルバム「Hot Rats」に収録されています。
映画音楽のBGMみたいで聴きやすくカッコいいです。
ザッパさんは即興等が非常に多いのでこれを機に聴いてみようと思ったら是非何の曲でもいいのでライブテイクを聴いてみて欲しいです。
興味がない人でも楽しめるし引き込むレベルの演奏をしています。
バンドのメンバーはみんな非常にレベルが高いです。
スティーヴ・ヴァイもザッパバンドの門下生です。
時期やメンバーによって同じ曲でも何度でも楽しめる位違います。
その辺に音楽家としてフランク・ザッパが偉大であることが解りやすく伝わると思います。
持ってる人は持ってるものでエピソードもやはりいいもの持ってます。
Deep PurpleのSmoke On The Waterがレマン湖の対岸の火事を目撃したことから作曲、命名されたのは有名な話ですが実はこの火事ザッパさんのライブで起きた火事だそうです。
政治的活動も行っていて彼を大統領に出来なかったのは残念だという声も有る程だとか…。
最後にザッパさんの名言を紹介します。
「お前が本当に自由になりたいのならまずはパンツを脱ぐ事だ!話はそれからだ…。」
次回はJAPANの「Visions Of China」を紹介します。