この一曲に懸けろ!? Vol2
先日の早朝、仕事の帰りに道路の中央分離帯の茂みのなかにカラス位の大きさで頭が赤く体は黒緑な感じの鳥がいるのを見ました…。
置物かの様に動かなかったのと見慣れない感じから置物かと思いましたが翌日は居ませんでした…。
お前生きてたんかい!?
ヤツカです。
そんなこんなで始まった数稼ぎのシリーズ
「この一曲に懸けろ!?」
第二回でございます。
本日の一曲は半世紀以上、1度も解散せずに活動し続けているモンスターバンドThe Rolling Stonesの「Paint It Black」です。
先日の予告では邦題を「黒く塗りつぶせ」と書きましたが「黒くぬれ!」の間違えでした。
すいません。
1966年のアルバム「Aftermath」に収録されていてアルバムに先駆けてシングル発売されアメリカ、イギリス両国のチャートでNo.1をとった代表曲の1つです。
The Rolling Stonesも今更若者がガチハマりするようなバンドではないと個人的には思いますが改めて聴いてみたり時代背景や周りのライバルバンドの事などを考えて聴いてみると中々面白いです。
「Paint It Black」の特長としてはThe Rolling Stonesがシタールを本格的に取り入れた最初の曲という点が一番デカいと思われます。
このシタールを導入するきっかけになったのがVol1で紹介した御存知The Beatlesだそうです。
The Beatlesが「Norwegian Wood(ノルウェーの森)」でジョージ・ハリスンがジョン・レノンのアイディアでインドの民族楽器であるシタールを取り入れたのがきっかけだそうです。
ちなみに「Norwegian wood」は初めてポピュラーミュージックでシタールが使用されレコード化された事例とされているそうです。
つまり前回同様Paint It Blackも対抗心から出来た曲の1つと言えるわけです。
ちなみにThe Rolling Stonesでシタールを弾いているのはブライアン・ジョーンズです。
彼はIQが135あった天才だったそうで楽器に触れると直ぐに演奏を覚えることができギター、ハーモニカ、ピアノ、シタール、ダルシマー、メロトロン、マリンバ、リコーダー、クラリネット等20種類以上の楽器を演奏出来たそうです。
インドのシタール演奏の巨匠ラヴィ・シャンカルから直接レッスンを受けたThe Beatlesのジョージ・ハリスンのシタールとIQ135の天才児のシタール聴き比べるのも楽しいかと思います。
何か楽しいポイントが前回と似てますが耳にしたことがある程有名なこの曲をこんな観点から改めて聴いてみてはいかがでしょうか?
次回はPink Floydの「Money」
よろしくどうぞ~。