当店では、これまで976種類のキットを発売してきました。

「キットがたまってきちゃったんですよねぇ」
ときどき、いえ、頻繁に、そんな声を耳にします。

そこで!
たまったキットが作りたくなるように、「キット攻略法」を提案させていただきます。

合言葉は「千里の道も一歩から」。
すきま時間を使いながら、少しずつ前に進んでいきましょう。


それでは、Let's start
 

 キットを集める
 

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まず、おうちにあるキットを1か所にまとめましょう。
いくつあるのか、何があるのか、現状を把握することからスタートです。


 

 説明書を袋から出して、クリップで留める。

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説明書だけ袋から出して、クリップやホチキスで留めます。
 

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後で戻すときに混乱しないように、袋にキットのタイトルを書いておくことをお勧めします。

説明書だけならかさばらないので、

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こんな風にまとめて、キットに合う写真を探していきましょう。


 

 キットごとにフォルダを作る。

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キットのタイトルをつけたフォルダを作ります。
 

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説明書には写真サイズが書いてあるので、フォルダ名のところに記入してもいいですね。

ここが時間短縮ポイント!
1つのキットを作るときに、いろんな写真を見ると思います。
キットを作る度に探すよりも、まとめて探せば時間が短縮できます。


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「あじさい」「ブルー系」「笑顔」「卒園」「動物園」
キットに使えそうな写真をフォルダにコピーしていきます。

あまり時間がなかったら、1枚だけコピーしておきましょう。
どの写真を使うかこの時点で決めなくても、1枚選んでおけば撮影日が分かるので、
他の写真が入ってるフォルダにアクセスしやすくなります。
 

ここで注意!

写真は、「移動」ではなく「コピー」しましょう。
「使うかも」と思ってフォルダに分類したけど結局使わなかった、ということが出てくるかもしれません。
元のフォルダに戻すのは手間。
「コピー」しておけば、使わなかったものは捨てても元のデータは残っています。
 

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「笑顔」のフォルダにかわいい笑顔を集めてみました。

 

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プリントまでできたら、キットの袋に入れておきましょう。
時間ができたときにすぐ取りかかれます

 

この作業をしていくうちに、「作りたい気持ち」がきっと生まれてきます
もし途中で「作りたい!」と思ったら、その時点で制作にとりかかりましょう。

フォルダを作ることが目的ではありません。

一度作り始めてしまえば、「こっちのキットも作っちゃおう!」という気持ちが起こるはず。
「作る」ことがいちばんの刺激になります


 

 

ここから先はちょっとしたコツをご紹介

 写真を大きいサイズで表示したい
 

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「マイピクチャ」の右上、赤い矢印の部分をクリックすれば、
 

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写真の表示サイズが選べます。
「特大」にすると表情までしっかり見えます。
 

 

 いつかスクラップブッキングしたい写真を集めておく

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気に入っている写真や行事の写真など、
「いつかスクラップブッキングしたい」という写真を集めたフォルダを作っておきます。
 


レイアウトを作るときはまずここからチェックする、という習慣をつけておけば
写真選びが楽になります。

このときも、「移動」ではなく「コピー」しましょう。


 便利な道具を使う

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当店で販売している「ペーパー収納ケース」

「途中まで作ったけど、
完成させるまでの時間はないから片づけなくちゃ」ってときありますよね。
そんなとき、このケースにひょいと置いておけば、
時間ができたときに続きから作ることができます


 写真プリントをスムーズに

写真を分割してプリントしたい場合は、この記事を参考にしてください。

 

さあ!とにかく1枚作ってみましょう。
「やっぱりスクラップブッキングって楽しい」という気持ちが湧いてくること、保証します
 

 

スクラップブッキングデザイナー 川腰千夏
 スクラップブッキングキットのお店 Scrappers' Club オリジナルキットを販売。
 インスタグラムでレイアウト公開中。