これは産経ニュースの表です。
さすがに中国。
鉄鋼価格が上がると見るや、今まで休止していた製鋼所が一斉に動いた。
帰省させていた従業員まで呼び戻して一気に増産。
この表を見るとよく分かる。
今朝知り合い社長から「また鉄下がった」との連絡が。
そこで普段あまり鉄の価格には敏感でないのだが
「東京製鐵価格表」を覗いてみた。
最近のPDFファイルから見ると以下のようだった。
※東京製鐵 田原工場 陸上 特級(H2)価格
5/10 26500
5/20 23500
5/24 22000
5/26 21000
5/28 20500
6/4 20000
6/18 19500
7/2 19000
7/9 18500 ダライ粉 15000
五月の連休前にグッと上がりだしたので、皆「さあ来たぞ!!」と言っていた。
結構な山にしている社長に「出さないの?」と言えば、「もう少し上がってから」と。
皆連休後の5/10に上がっているので、よけいに期待していた。
その10日後、5/20に東鉄は一気に3000円下げた。
ちょっとしたパニックだった。
出そうと思っていた矢先に下げられた。
連休前に仕入れた高い分を抱えさせられた。
様子を見ようとしていたら、5月末までにもう3000円下がった。
そして6月も1000円下がって、7月もすでに1000円下げ。
2か月で8000円も下がった。
ダライ粉なんて、メーカー届けて15000円/1トン。
小さな工場に、箱を貸して、引き取り行って、値段つけて買う。
1トン15000円。
例えば4トン車で、一人が近くても車で行く。
燃料使い、人件費かけて、それでも「買う」会社がある。
せめて「タダ、0円」でやっていると、他社が来て「ウチは買いますよ」と。
だから、買わないといけない。困っている。どうしたらいいのか?
そのうち相場は戻ってくる。昔からそうだった。
これは中国が粗鋼生産1億トンくらいの時の話。
先の表のように、年間8億トン作っている。
不思議なことに会社が潰れない。
だから自然な生産調整が出来ない。
「中国人の敵は、中国人だ」と、誰かが言っていた。
その誰かも中国人。お互いがおっかなビックリ付き合っている。
製品よりも前の段階の「ビレット」で売り出しているし、
「銑鉄」でも売り出した。
「買う奴がいるから悪い」というのは通用しない。
日本の製鋼メーカーが軒並み巻き込まれており
利益の確保すら難しくなっている。
さすがに「新たなメーカーの建設、設立は認めない。」と
昨日発表したが、これだって解らない。
1人が車で半日かけて引き取りして、会社で降ろして積み替えて、
メーカーに大型車で運び込む。
「買えるの?」
先日ブログに「産廃会社」の社長の話を載せました。
「処理料金」頂きます。
「引き取り車両代金」頂きます。
但し、お客に選んでいただく為に、「設備」「許可証」など
取り組むことは腐るほどある。
営業マンの数、チラシ配布、メルマガ発行、○○通信の配布。
社長のブログ、担当者のブログ、FACEBOOK等SNSの活用。
会社に自信がなければできない事です。
キチンとやり続けることが、やっぱり強い。
でも鉄も非鉄もダラダラです。
関東の非鉄社長と昨日話をしたら、
「買ったら下げ、買ったら下げ」の繰り返し。
「ため息しか出ない」との事。
さあ、いい加減なプラスチックも売れない、いい加減な雑品も
売れなくなったら、どうするのかなあ。
まあ、この業界は絶対に無くならないけど、資金が潤沢にある会社が
やっぱり強い。
結局、出来ないプレーヤー(個人・会社)に止めて頂くしかない。
完全に選別の時代になりました。
10年後、この業界の勢力地図はどうなっているのか?
対中国への「雑品」はどうなっているのか?
まだ全然見えません。
ではでは・・
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