おうち英語を続けて10年。これまで子どもたちとくり返し読んできた英語絵本を振り返ります。
レイ夫妻によるCurious Georgeシリーズの第1作目、1941年初版です。
書店にはジョージの絵本が数多く並べど、レイ夫妻によるオリジナルのCurious Georgeシリーズは7作品のみ。
日本語では、光吉夏弥(みつよし なつや)さんの翻訳で「ひとまねこざる」シリーズとして知られています。
Curious George (1941) by H.A. Rey & Margaret Rey
Guided Reading Level = K
Lexile = 400L
Word Count = 927
邦訳 『ひとまねこざるときいろいぼうし』 光吉 夏弥 訳 1966
邦訳では、第2作目のCurious George Takes a Job(『ひとまねこざる 』)の方が先に出版されたためか、「よい絵本」などで取り上げられるのは、2作目のほうです。
1作目は、the Man with the Yellow Hatに出会い、アフリカのジャングルから大都会ニューヨークへ連れて来られるところから始まります。
ストーリーとしてはこちらから読むほうが、わかりやすいのではと思います。
This is George. He lived in Africa. He was a good little monkey and always very curious.
The hat had been on the man's head. George thought it would be nice to have it on his own head.
幼児にはだいぶ長めのお話ですが、ドタバタの面白い展開が小さい子でも惹きつけるようです。
レイ夫妻によるオリジナル7作品:
原題 | 邦訳 | Lexile | Guided Reading | 語数 |
Curious George (1941) | ひとまねこざるときいろいぼうし (1966) | 400L | K | 927 |
Curious George Takes a Job (1947) | ひとまねこざる (1954) | 570L | J | 1,376 |
Curious George Rides a Bike (1952) | じてんしゃにのるひとまねこざる (1963) | AD660L | K | 1,545 |
Curious George Gets a Medal (1957) | ろけっとこざる (1959) | 570L | L | 1,811 |
Curious George Flies a Kite (1958) | たこをあげるひとまねこざる (1966) | 510L | K | 2,303 |
Curious George Learns the Alphabet (1963) | - | 610L | N | 2,138 |
Curious George Goes to the Hospital (1966) | ひとまねこざるぎょういんへいく (1968) | 520L | J | 3,168 |