現在、書籍の断捨離中なのですが、本を売る前にメモとして要点を書き出すシリーズ。

大切な核心部分は、是非書籍を手に取って読んでいただきたいので、核心部分には触れませんw

 

今回ははせくらみゆきさんのこちらの書から。

 

 

 

基本的にはこの書の内容は、スピリチャルで言われているお金の話です。

お金はエネルギーであるとか、お金は宇宙の意志であるからお金が喜ぶようにお金を使うとか、感謝や真心をもってお金を使うとか、他者のためになる行い・善行(募金とか)をするとお金の巡りが良くなるとか、既に聞いたことがある内容が多いように感じます。

お金の話といえば小林正観さんを連想する人も多いと思いますが、彼と通じることもたくさん仰られています。

 

しかしここで一つ疑問が。

この手の話をする人は、「お金は喜ばれる使い方をされるところに行く」と言いますが、今の世の中でたくさんのお金が行く人へのお金の使われ方は、本当に「お金=宇宙が喜ぶ使い方」でしょうか???

昨年話題になった、政治家の献金問題を思い浮かべれば分かりやすいですね。

実際たくさんのお金を持っている人は、フェアではないやり方で手にしている人が多いのも事実。

利権問題も悪い例の一つですよね。

しかし日本という国こそ、利権が巨大な利益・お金を生む社会です。

 

これらを鑑みると、この手の話はどれくらいの信憑性があるのか、疑問ではあります。

「お金 = エネルギー」でならニュートラルなので、善も悪もないと思うのですが。

彼ら上級国民を見るにつけ、「前世の善徳貯金があってのお金の巡り」みたいな発想も、どうだかと思います。

死んだらあの世で自分が生前保持していた情報のシャッフルが行われるなら、前世の善徳もシャッフルされてしまいますからね。

この手の話は、案外庶民を清貧なままにしておく罠だったりしてw

月曜日にも書きましたが、詐欺師YouTuberに騙されていたことが判明して、すっかり物の見方がスレてしまいましたwww

しかし一応これらの意見を受け入れた風にしておかないと話が進まないので、受け入れて話を進めます。

 

 

同じスピリチャルに括られる、サアラさんのお金の話とは少し違います。

壮大なお金の歴史、その支配構造も含めた情報を得たいなら、こちらをオススメいたします。

 

 

 

まず大前提として、宇宙は私たちを豊かにする気で満々だそうでw

「宇宙 = 豊か」であり、「宇宙 = 個別に別れた私」であるから、豊かであって当然というのが、基本。

しかし豊かさを享受することを邪魔しているのは、我々の間違った情報の刷り込みだったりします。

その間違った概念の一つが、お金持ちに対するマイナスの観念。

これは、気づいたら取り除いていった方がいいそうです。

先ほども書きましたが、確かに自分にもこの観念はありますね。

「気づいたら除去する」を、根気よく続けるしかないです。

「あなたの所有している宇宙 = あなたの2次元情報空間宇宙」の、不要な情報概念のクリーニングですね。

 

 

そして、当たり前といえば当たり前すぎる大前提。

「収入以上にお金を使わない」

当たり前過ぎるけど、出来ていないwww

しかし、この大切さに年始に気づいたので、今年は買う前に考えるようにはしています(笑)。

高い買い物は一週間放置するようにしてます。

本当に必要だと思ったら、一週間後に買う。

私にはこれが有効で、今のところこれで出費がそこそこ抑えられています。
 

 

ちょっと面白かったのが、税金に関する物の見方。

自分が払っている税金が、社会の隅々に行き渡って活躍していると考えると、確かに税金を払う時の嫌な感覚が緩和されますね。

しかし、その私たちが払った税金は、海外に垂れ流しになっている現状を鑑みると、、、やっぱり払いたくないwwwww

 

 

お金といえば、日本人は年々可処分所得が減り続けています。

有権者の多くが、経済の仕組みに疎いのが、日本人の大いなる弱点。

TOLAND VLOGさんが、日本の庶民の金銭的苦しさの原因を見事に説明した動画を上げてくれました!

複雑な経済の仕組みを、誰にでも分かりやすく広範囲に渡って説明してくれた、舛添要一似(笑)の大西さんに感謝!

今回はまとめる時間がないので、リンクだけ貼っておきます。

自分の経済の勉強のために、近々まとめた内容をUPしたいとは思っています!

 

 

 

 

 

 

補足ですが、日本は直近3年は貿易黒字ではなく、貿易赤字です。

 

 
 

 

三本目の動画の、「日本人は言いたいこと言えるようになる」は大切だとは思いますが、業務命令を平気で断る若い世代を見ていると、素直にOKは出せません。

言いたいことがきちんと主張できるようになるのは、まずは対外国交渉をしている人たちが、国益のためにはっきりとNOを言えるようになることの方が先決だと思いました。

バブルの頃流行りましたね、「Noと言える日本」。

 

 

 

 

 

奇しくも、交渉の場でのNoの言い方を、元外交官の原田代表のインタビューが今週公開されています。

プロフィールに東大中退とありますが、大学3年だったかな?で、外交官試験に合格したので、中退して入省という経歴です。

 


 

また、大西さんが語っている最近の民族主義&選民思想の「日本人が世界を救う。日本人は使命がある。」への違和感は、私も同感です。

「日本人の霊性を取り戻す」とか聞こえはいいですし、奮い立つ人々がいるのもわかるのですが、私はこれを聞くと戦中の国粋主義からの八紘一宇・一億総玉砕を連想してしまうのです。

これらを煽るYouTuberの裏にはシナリオを書いている存在がいて、日本を新しい「国粋主義・八紘一宇・一億総玉砕」に誘導しているのではないか?とすら思えるのです。

外国人にどう聞こえるか、冷静に考えた方がいい。

 

 

 

 

 

大西さんの日本人の弱点、脆さの分析が面白かった。

「強い個」を志向するのは、さすが外資系というか、海外の人を相手にしてきた人の発想です。

個の弱さを問題視されてますが、これは漫画家の小林よしのり氏が20年くらい前に既に指摘してました。
ですが、現状は当時から全然変わってないですよね。

歴史的にも、日本の風土、日本語の特質から考えると、「強い個」よりも、つながりあって積極的に助け合って全体が強くなるのが日本人の良さでしょう。

全員が「強い個」になる必要はなく、要所要所にいる対外要員が強ければ、それでいいのが日本社会だと思います。

海外経験組が全体を守るために、対外交渉で「強い個」であれば、それで十分なのではないでしょうか。

 

全体的に三本の動画は、すごい勉強になりました。

有権者として有効活用します。

 

 

本日はこれにて。

まだまだ断捨離シリーズは続きますので、乞うご期待。