今日もとりとめのないことをつらつらと書こうと思います。

自己啓発系、スピリチャル系、願望実現系を仕事にしている方々を批判・否定しているわけではないことを、最初にお断りさせていただきます。

この分野、地球上の誰も完全な100%の答えを導き出していませんから。

 

 

まずスピリチャル系で言われていること。

「宇宙は完璧」

その「完璧」である宇宙が計画していることが、自分の人生に起こる出来事となります。

宇宙、ハイヤーセルフ、魂、等々と呼ばれている存在が、私たちの人生のブループリントであるシナリオを書いて、私たちはそれを毎瞬毎秒実行している。

「自我意識」が書いたシナリオではない、というところが重要です。

どんな酷いことが起こっていても、それが完璧である宇宙が用意したシナリオであるから、完璧なことが完璧なタイミングで起こっているという理論になります。

 

 
ではその人生のブループリントは「自我意識」による書き換えが可能なのか?という疑問が出てきます。
自我による願望実現ができる人と、できない人の差を検証してきた動画が上がっていました。
東京Take Offさんから。

 

 

自分も動画で言及されている「天界貯金」は日々行なっています。
しかし、実現する自我の願望としない願望が、頑然として存在します。
その違いは一体全体何なのか???
東京Take Offさんは「天界貯金が自分の宇宙通帳に入っているか?」が原因とおっしゃってますが、「人生のブループリントのシナリオとしてその出来事を設定してきているか?」も要因の一つなのではないかと。
人生のシナリオに書いていない、つまり最初から予定してないので「起きない」。
願望が叶った人は、たまたまその願望がブループリントに書いてあった出来事だっただけなのではないかと。
 
 
なぜこのような記事を書いているかというと、先日紹介した澤野大樹さんのインタビューを読んでいて、思うところがあり。
「自分はこうなりたい」ということは、現状に満足せず、宇宙・魂・ハイヤーセルフ等々が書いたブループリントに不足を感じているから感じる感情なのではないか?
真に自分の現状に満足している瞬間は、「ああなりたい」は思い浮かばないですよね。
 
願望実現系やスピリチャルで言われているのは、「あなたは現実の創造主であるから、好きなように人生をクリエイトして良い」。
しかし、自我意識ではクリエーターになれるはずもなく、クリエイト、つまり人生のブループリントの書き換えができるのは、宇宙・魂・ハイヤーセルフ・宇宙の創造主だけですよね。
自我意識はあくまでもこちらの次元の代物なので、それより上の次元の物事の書き換えは不可能なのです。
 
そして魂・ハイヤーセルフが宇宙の一部であるなら、「自分が創造主」になるということは、宇宙、つまり創造主から分離して別の神・創造主になるということになりませんか?
「全体の調和された計画」があるのに、そこから独立して「自分で勝手にクリエイトします」と宣言していることになるのではないか?
つまり「全体(ワンネス・宇宙)からの分離」にあたるのではないか?
 
 
欲望・願望を刺激されるのは、今の資本主義・コマーシャリズム・情報過多・管理社会・お金至上主義等に起因する、あまりにも現代社会特有の問題でもあるので、切り分けが難しい部分はあるのです。
昔の人は情報も少なく、現代人ほど他人と自分を比べなかったし、願望や欲望を刺激するコマーシャリズム全開な社会ではなかったので、願望実現・自己実現にはあまり興味がなかったのではないでしょうか?
豊かに進化した社会だからこその問題とも言えるのです。
 
 
私自身、「自分の人生のクリエーターになるんだ!」と、ここ数年取り組んでまりましたが(笑)、始めた時と自分のステータスが何も変わっていないのですよwww
変わったのは、自己啓発・スピリチャルのワークショップや講座を受講するようになって、著しく貯金残高が減ったことwww
加えて「出せば帰ってくる宇宙貯金!!!」とか思って、旅行も行きまくりましたwwwww
瞬間的な快楽と思い出はあるのですが、それだけなんですよね。
「あぁ、自分バカだったな」とwwwww、今では冷静に振り返れます。
サラリーマンである限り時間的な制約と契約上の縛りがありますので、やはりサラリーマンが願望実現メソッドを実践しても、あまり芳しい成果はあげられない。
サラリーマンだけやっていたら、劇的な収入の増加とかありえませんしね。
実力主義の完全独立型の職種ならばやる意味はあるでしょう。
想いの力と自己信念が強く、いい意味で他人を無視して自分の願望に没頭できる人には向いていると思いますよ。
 
 
まぁなんというか、ちょっと前の自分の状態は「願望実現」や「自分の人生の創造主になる」に疲れ切っていた(笑)。
ちょっと凹むこともありましたし、相変わらず月額定額残業させ放題の底辺使い捨て社畜人材ですので、、、
本当に宇宙貯金なんてものがあるなら、残業代の出ない無償残業は相当な貯金額になっているはずなのですが、特に私の人生にはミラクルは起きてませんねwwwww
無償残業は宇宙貯金ではなくて、「社会構造によて起こされる資本家による搾取」に過ぎないのですが(笑)。
 
それで最近になって遂に、「どんなに泣き叫んでもブループリントの人生のシナリオに書いてあることは起こるし、人生全てシナリオ通りなので、自我による願望実現は起こりえない。仮に願望が実現したという状況になるなら、それはシナリオに書いてあったことが起こっただけ」と、宇宙・魂・ハイヤーセルフ等々何でもいいのですけど、それらに対して完全降伏して白旗を上げました(笑)。
「月額定額残業させ放題の使い捨て底辺社畜人材」で50歳間近なのにも関わらず、財産らしきものは何もない惨めな自分を、絶望と涙を持って完全に受け入れたのです。
完全降伏、サレンダーです。
 
 
そしたら、、、
「すごく軽くなって楽になった」
のですwwwwwwww
光明がさしたのですよ。
憑き物が落ちたみたいに。
「もう、ブループリントのシナリオ(宇宙・ワンネス・創造主)に逆らって願望を実現しようとしなくていいんだ!」と思ったら、心の底から笑顔になったのですよwwwww
この瞬間、受動意識仮説を受け入れました。

「自分は宇宙から受信したものを粛々と実行してゆくだけ」だと、やっと腹に落ちました。

それがどんなに側から見て惨めで、報われることの少ない役割であろうとも。

なぜならその惨めな役割も宇宙の完璧な計画の一部であり、必要であるからです。

「自分は受信機。受信機であり実行するbotなのだ」と。

 

 

そのように腑に落ちてしまえば、もはやワクワクを求めて旅行に行きまくる必要もないし、様々なワークショップで勉強したり、情報を買う必要もなくなった。

真の自由を得たような気がします。

外に何かを探しに行くことが、完全になくなったわけですから。

完全降伏ってなんてお財布に優しいのだろう(笑)。

 

私も人間なのでまた、「いや、やっぱり人生のクリエーターになれるんだ!」と趣旨を翻す日がくるかもしれませんが(笑)。

しかしそれすらも「大いなる宇宙の完璧な計画」のごくごく小さな一部なのでしょう。

 

 

多大なるインスピレーションをいただき、救いにもなった澤野さんのインタビューです。

 

いろいろと説明不足な部分もございますので、いずれ続きを書くやもしれません。

本日は愚痴の多い記事(笑)を読んでくださり、ありがとうございました!