amazonのレコメンドで突如表示されたこの本。
「Lシフト???なんじゃそりゃ?!」ですよ。
Lシフトとは、秋山さん的にはアセンションのことです。
超常現象研究家の秋山眞人氏の2018年の著書。
彼のスペースピープル(宇宙人)とのコンタクト内容がベースになっている本です。
UFOの内部の様子や、操縦方法等も説明されてます。
秋山さんは想念に反応する金属で、自分で小型UFOを作ったことがあるそうです。
この書の身体論や、宇宙の3つの情報伝達因子と3つの波動と超越子、健康体操も大変興味深かったのですが、今回はその紹介は割愛します。
秋山氏は、アトランティス時代に転生していて、津波で文明が終わるのを体験している。
津波に飲み込まれる瞬間にUFOに助けられ、彼らの惑星で「どうやったら文明を滅ぼさないようになるのか?」を学んできた。
地球人が文明を滅ぼしてしまう原因として、恐怖・闘争・破壊の想念に支配されてしまうことを挙げています。
それと、プロセスを楽しむのではなく、結果重視主義になってしまっていることで、人の心が蔑ろにされてしまうことも、原因の一つだそう。
興味深かったのは、秋山氏が故郷の星に滞在した時感じたことです。
全てが調和していて静かすぎて、逆に刺激がなく退屈に感じてしまい、地球に戻りたくなったとのこと。
そのことを正直に彼らに話したら、
「君にとっては地球が一番楽しい修行体験の星なんだよ。地球で強い刺激を受けながらも、想念をうまくなだらかにしていくことを自分のペースで研究するには、地球が一番適しているのさ」と。
秋山氏にインタビューしている方は、UFOを想念で動かすテクノロジー(物心一体の科学)に関して、次のように推測してます。
シンクロニシティ現象と同じ原理で、物が動くのではないかと。
明確な目的を定め、それを潜在意識に確信を持って流し込むと、その目標が達成されたり、達成されやすくなる。
(この辺のことは、データムグループさんが追求していて、他団体より一歩抜きんでています。)
心の状態を安定させて弛緩集中することによって、UFOが目的地に到着する。
シンクロニシティ現象で物質化、具現化を操れるのが、意識進化の度合いの目安になるようです。
次の文明では、我々地球人も、意識で物を動かす段階に入るのでしょうね。
その前に必要なのは、物質と想念が連動するメカニズムの解明。
これは現在、量子力学で日々解き明かしている段階ですね。
(っていうか、既に古神道にはその辺のメカニズムが伝わっているのですが。)
「現実は(想念で)自分で創造している」と言われますが、その辺も秋山氏は三重の円で解説してます。
中心の円から出る想念(波動)で心があり、その外の円として体があり、さらに外の円で環境が現れる。
宇宙の中心(創造神、アメノミナカヌシと置き換えても良いと思う)を「中核波動」と呼び、宇宙も同じ三重の円で構成されている。
中心の一点から出る想念の波紋により、宇宙も、自分の環境も作られている。
そしてその波紋は循環する。
波紋には左回り(力のまんじ)と右回り(愛のまんじ)がある。
(右回り、左回りを、高御産巣日神、神産巣日神と置き換えて、想念を言霊と置き換えれば、古神道の教えそのままです。)
想念は循環するので3日半、3ヶ月半、3年半(つまり3.5)で同じ現象が起こりやすい。
良い想念は悪想念の1.5倍現実化しやすい。
「人間は5つの多次元宇宙の集合体だ」とも述べられてますが、その辺は人間の肉体と霊体が5階層で成り立っていること、社会も5階層から成り立っていること、地球の次元も5階層で成り立っていることと一致します。
秋山氏がコンタクトした宇宙種族「ペル(グレイ型宇宙人)」「エル(ヒューマノイド型)」「ゲル(哺乳類系巨人族)」。
この種族のいる3つの宇宙はそれぞれ別宇宙だが、地球のある宇宙と繋がっているので、こちらにやってくる。
我々の宇宙と繋がっている四番目の宇宙として、昆虫系宇宙人の宇宙があるそうですが、別宇宙なので地球には来づらい。
地球にやってきた順番としては、ゲルが最初で、ペル > エル、の順。
地球人が進化するには、まず何が大切なのか?
それは「与えよ、我に我を(宇宙語では「イデア サラス メカ」)」なのだそう。
「今の自分は本来の自分に到達していない」とうのが前提にあって、「本来の自分」を掘り下げる。
「本来の自分は、すごく愛情に溢れていて、非常に心が落ち着いていて、限りなく優しくて、すごく運が良くて、将来において何でも成功する自分でしかありません。
つまり、自分に問いかけた時に自分がホッとする自己像というのが本来の自分なのです。」と。
理想の自分像を思い描ければ、あとは自分が勝手にそこに行こうとする。
常に高みに自分の理想像を設定して、そこに向かってゆく。
宇宙は父性、母性の創造原理で成り立っているのは、みなさんご存知ですね。
宇宙の父性エネルギーと、地球の下から湧き上がる母性エネルギー。
(言霊学だと、父性エネルギーを父音、母性エネルギーを母音で置き換える。)
陰陽、左右、火と水、重力と反重力、etc.
対極の存在に対しては、初期のレベルだと反発し、嫌悪感を抱き、恐怖や攻撃心が湧き上がる。
対極を嫌わない。
対極に対するマイナスの感情がなくなった時にはじめて、二極のあり方を超えて行ける。
(秋山さんは父性・母性を二つの柱と見立てて、この2本の柱をゲートと見立て、「ゲートを開く」という表現をされています。)
いつものごとく前置きが異様に長かったですが(汗)、いよいよ核心部分のLシフト(アセンション)について、秋山氏が語っている部分に入ります。
前回のアセンション騒ぎ(2011-2012)の時は、「みんなでアセンションしましょう」と言っておきながら、皆が自分勝手に解釈して、他力本願になったり、自分だけ生き残ろうとしたり、UFOに携挙してもらおうとしたり、とにかく人々の姿勢が受け身だった。
前回の騒動は、実は人類の肝の据わり方を試すために起きた、と。
ちなみに当時言われた「暗闇の3日間」について、マドモアゼル・愛先生の意見。
「神の光に照らされて目が見えなくなる3日間」ではないか。
これからカルトの闇から抜け出す3日間になる。
高次元には影はないのだそう。
光を全方向から放射されたら、確かに眩しくて一瞬目が見えなくなるのかも(笑)。
【地球丸ごと救いたい】ゆたかブログさんから。
やっぱり陰陽の創造理論も、三次元オンリーだったのか。。。
私は霊界や天国といった概念も、シュメールの時代に捏造された地球限定の特殊霊界と思ってます。
概念を刷り込まれて、人類の集合意識で作り出してしまった特殊霊界だと。
その辺もおいおい書けたらと。
アセンションとは時空間の「総変化」のこと。
感覚的には90度の変化なので「L転換」「Lシフト」とも呼ぶ。
横軸が縦軸に変わるように変化する。価値観が急激に変化する。
変化した側は何が変化したのかほとんどわからないし、状況は実際あまり変わらない。
しかし、Lシフトして「第三宇宙」に移行する。
その宇宙は、前述したように、想念と物質の関係性が解明される「物心一体の科学」の文明の宇宙です。
二極化と言われて久しいですが、実はその根底にあるのは、その原理を理解して現実を創造する人(進化)、創造しない人(退化)の間の二極化のようです。
マイ・アセンションを起こすにはどうすればよいのか?
正しい想念のエネルギーを人類の10パーセントが持つこと。
その10パーセントが地球全体を変える力を持つ。
1日の1/10でいいから、良い感情を使い、悪い感情を切り替える作業をすること。
そうすると「ワクワクすることだけやっていればよい」という人が出てくるが、そのワクワクが実は恐れなどの感情から出ていないか、自分本位でないか、偏っていないかを常に自問自答する必要がある。
秋山さんも、サアラ さんと同じく、「海外のニューエイジ的なワクワクすることだけをやっていればよい」の落とし穴について、かなりの分量で語っています。
ポジティブ思考とネガティブ思考の両輪(陰陽)のマネージメントが重要だと言ってます。
自分の好き嫌いの座標が間違っている可能性は、常に精査しなさい、と。
今回紹介できたのは、ほんのさわりの部分です。
全体としては情報量は膨大ですから、興味があれば是非ご自身で読んでみてください。
認識が広がります。
秋山氏とゆたかさんの見識から鑑みるに、陰陽(三次元限定の価値観と創造原理)の統合の先に初めて五次元が見えるのですね。
どちらにしろ、陰陽二元論を理解し、嫌悪感なく対極を理解し完全受容した時に、初めて三次元を超え五次元に抜けるゲートが開くのでしょう。
それと玉ちゃんが語っていた、4月から起こる人類の脳の進化がどう絡んでくるのか?
私は人類の進化は、まず「脳」、つまり認識に起こると見ています。
脳の機能異常が解消して、右脳と左脳がパラレルに起動し始めたら、すごい世界が見えると思いませんか?
そこに今のリニアな時間感覚は存在しないはずです。
三次元限定の、そして二ビル星人に脳の機能を劣化改造されてしまった弊害ゆえのトラップが、沢山ありそうですね。
個人的に注力したいキーワードは「弛緩集中」。
瞑想とか居合をやってる時の状態が、一番近いかな。
本日も長文を読んでいただき、ありがとうございました。