京都で空海と最澄の足跡を辿ってきました。

逸勢のことは全然意識してなかったのですが、旅の冒頭から逸勢が祀られている神社を訪れ、その後再び別の神社で逸勢を発見するという。。。

逸勢に導かれたのかな、と思いました。

これも空海からのご縁か?

 

橘逸勢と言えば空海、最澄と一緒に遣唐使として唐に渡った人物。

空海、嵯峨天皇と共に達筆と称えられ三筆と称された人物。

最期は藤原氏に無実の罪をきせられて、拷問を受けて、流罪にされる搬送の途中で病死した人物。

 

 

ここでも出てくる、日本の怨霊製造マシーン、藤原家(笑)。

 

 

こちらと合わせて、その件は一番最後に書きたいと思います。

今回は10月の上旬に重要な法要を控えている醍醐寺について書かせていただきます。

 

 

京都の有名なお寺シリーズの本です。

日本の國體に関わった(関わっている)超重要なお寺ばかりが本になっている、意味深なシリーズ本の醍醐寺編。

 

 

 

醍醐寺は空海没後に建立された寺。

世界遺産なのですね。

 

 

宗派は真言宗醍醐派。

 

 

こちら↑にもありますが、今年は「太元帥法」を奉修する年だそうで。

来週の10/3 - 9の間、「太元帥大法」が醍醐寺の三宝院で執り行われます。

一般公開はされないとは思いますが、とりあえず暇になったので、取材と称してインディ・ジョーンズしてくるつもりです(笑)。

 

 

 

 

以下、HPから引用。

 

太元帥御修法奉修の旨趣及び由来書 

夫れ太元帥御修法は鎮護国家の要道にして玉體安穏を禱り奉るを以って本旨とす。

 

斯くて歴朝の聖帝叡信浅からず世々嫡々相承の阿闍梨に勅して之れを勤修せしめられ明治四年に至るまで連綿として断ゆる事なかりき 而して大正四年十一月  先帝御即位の御大禮を行われせ給うや 斯法を教王護国寺灌頂院に於て修せしめらる 伏して惟みるに今上陛下聖徳天の如く億兆齊く仰ぐ今や将に即位の大禮を行わせ給わんとす

 

昭和天皇の時は、真言宗各本山管長総出仕のもと東寺教王護国寺灌頂院に於いて昭和3年に奉修され、盛儀を見ました。 

平成の御代(みよ)は、社会の悪弊により真言宗各派総大本山会が辞退したため、理性院一山に於いて静かに勤めました。 

今般、令和の御代は、醍醐寺が山はもとより宗団挙げて奉修いたします。是非この機会に御出仕をいただきたくご案内致します。 

 私達は、天皇即位により、新しい元号の時代が始まりました。この時にあたり、自分自身の価値判断の基準になっている「霊性的自覚」について再確認したいものです。

 

霊性的自覚を新たにせよ、とのことです。意味深長ですね。

 
大元帥法要はこちら。
ちなみに法要で拝まれる大元帥明王はこちら。

「大元帥明王は国土を護り敵や悪霊の降伏に絶大な功徳を発揮すると言われ、「必勝祈願」や「敵国粉砕」「国土防衛」の祈願として宮中では古くから大元帥明王の秘法(大元帥法)が盛んに厳修されてきた。 」

 

台湾有事が現実味を帯びてきた現在、この法要がこの時期に行われるのは天意なのか、それとも筋書きが分かっている人々が大難を小難にの狙いなのか。。。

 

 

 

江戸時代まで、天皇の即位式は真言密教の「即位灌頂」で行なっていました。

 

 

怨霊製造マシーンの藤原五摂家も、途中から天皇だけが受けるはずの即位灌頂を受けている。

そして途中から五摂家の一つの二条家が、天皇になる人物に伝授する方式に。

つまり天皇は五摂家が任命していたような図式になるのです。。。

 

ですがこの儀式は明治天皇のときに廃止。

 

 

やっぱり臭う明治天皇と明治維新なのであります。。。
 
 
話題を変えて。
この醍醐寺の三宝院では、衛星を飛ばして宇宙から祈りを捧げる試みが来年(2023年)から始まります。
 

超おもしろい試みだったので、自分も世界の安寧と人類進化を祈願してきました!

「空海はこういうの大好きだろうなぁ」と思いましたよ。

 

 

 

 

 

 

宇宙から世界平和を祈れば、地上で祈るより効き目がありそう。

皆さんも参加してみてください!

 

ついでに三宝院のステキ写真。

 

襖の孔雀!

 

 

お庭がステキ。格式のある庭でした。

 

 

 

vol.2 へ続く。