チャットレディの貴女、もしものときに、
保険をかけていますか?


「もしものときって何?」と思われるだろうが、
こんなエピソードがある。


ある年上の女性にインしたときのこと。
休日の昼どきにもかかわらず、
互いの家には他に誰もいなかった。

すっかり2人ともエロトークで出来上がってしまい、
お待ちかねのアダ・タイムになったときのこと。


上半身は全て脱ぎ捨て、下半身はショーツ1枚の
あられもない姿。

彼女の手がそっと秘密の花園のなかに入り込むと、
映像の彼女は、突然激しく揺れ動き始めた。


 「そんなにハードに飛ばさなくても大丈夫だよ。」
「ちがうのー、地震!」


ちょうどテレビを付けっぱなしにしていたので、
速報のテロップが飛び込んでくる。

おかげで彼女の居住地も、

おおよそわかってしまった…。


――○時○分ごろ、○○地方で地震がありました。
各地の震度は、次のとおりです。□□震度5


 「えっ、震度5?○○さん、早く逃げないと~。」

 「いまさら逃げても、スッポンポンだし、
かえって恥ずかしいわっ。家の中なら、
裸でも、あとで発見されてもおかしくないでしょ。
さっ、収まってきたことだし、続けましょ!」


なんとも彼女の度胸に、感謝の二文字である。

ノンアダ・ミックス・アダチャを問わず、
一番盛り上がるテーマといえば、
エロトークをおいて、ほかにない。


「最近Hしている?」
という常套文句の号令が鳴り始めるや否や、
「いつも彼が淡泊で…」とか、
「旦那のが最近勃たなくて…」と、
『おとなチャット相談室』への問い合わせは殺到する。


そうなれば、気分はもう「みのもんた」。
「奥さん、たまにはご主人を誘ってみたら~。」とか、
「お嬢さん、若いんだから、人生楽しまなきゃ!」
とか、条件反射で指が勝手に動く。


そんなアドバイスが適切なのかはともかく、
チャット上の相談者とエセ相談員との間には、
ほどよいテンポでコミュニケーションが成立する。


「○○さん、おわかりになられましたら、
参考にしてください。ごきげんよう、さいなら~。」
こうして、ま~るく収まる場合もある。


もちろん、自分も相談者になってみたい。
攻守交代して、チャトレに質問してみる。

多くのパフォさんに尋ねやすい事柄といえば、
「どんな体位が好きなの?」


いままで十数人のチャトレさんに伺ってみると、
一定の傾向が存在するように感じてきた。


開口一番の返答は、「バックは嫌い!」


よっぽどのトラウマを抱えているのだろう。
相手の顔も見られないし、
四つんばいで居続ける体勢が非常に辛い。
とくに、シックスナインのあと、
まずバックで挿入されると、
腕がガクガクとなり、早々に気分が失せるとのこと。
後背位は、オトコの支配欲の象徴にすぎないらしい。


「それなら、好きな体位は何?」と再度訊くと、
おおよそ「やっぱり、正常位かな~。」と、
返ってくる。
その「やっぱり」とは、予想通りということなのか。
でも、その表現に何かしらの含みを感じざるをえない。


そこで、もう一度質問してみよう。
「でも、本当に一番好きなのは?」

そうすると、恥ずかしながら、こう答える。
「ほ、ほんとうに好きなのは騎乗位…。」


巷間の噂どおり、最近の若い女性は、
昼も夜も、とても前向きで積極的なのだ。

女性が「カミサン」というだけあって、
上座に位置するのが最もふさわしいのかもしれない。


そういえば、一人だけ、こんなチャトレさんがいた。
「私、まだ処女なんです…。」


背伸びをせず、正直に答えてくれて、うれしかった。
現在21歳。焦ってはいるけど、でも怖いという。
純情な乙女心が、素直に伝わってくるではないか。


20歳を過ぎても処女というのは、別に珍しくはない。
単に、情報量が少ないに過ぎないだけだ。
実生活では、幾人もそういう女性に出会っている。


彼女には、時間を費やしてでもいいから、
一番好きな男性に、ヴァージンを捧げてもらいたい。

今日は新しいブログテーマを立ててみた。

「コンプレックス」
――それは、心の中で抑圧されて意識されないまま
強い感情をになっている表象の複合体、である。
(『広辞苑』より。)


初回は、ぼくのコンプレックスについて、
話しておこう。
もちろん、チャットに関することである。


待機中の映像やプロフィールを見て、
「いいな!」と直感した女性には、
メールしたり、インしたり、
すぐ行動に移すことは可能だ。

だが,残念ながら唯一、
そうできないパターンがある。


それは……
パフォーマーさんのお名前が
自分の母親と全く同じだったとき。

これには,頗るためらいが生じる。


彼女や妻と同じ名前だったら、構わない。
(むしろ、呼びやすい。)


祖母と同じだったら……
少しためらいはあるけど、まだ我慢しよう。


でも、母親の名を連呼するのは、
かなり気が重い。


たとえば、メールを書くとき、
「○○さん こんにちは。」
と、母親と同じ名前を書くことができない。


かりにインした場合でも、
「○○ちゃん」とは、
指をへし折ってでも、タイプできない。


幸い、母の名は、ありふれてはいないのだが、
それでも、かち合ってしまうことはある。


他の男性のみなさんは、どうしているのだろうか?
非常に興味深い。