ライブチャットにおいて、現役女子大生は、
ある種独特のステータスを構築している。
(ちなみに、ここで言う「女子大生」とは、
女子大に通学する大学生に限定せず、
共学に通う女子大学生を広く含む。)
それは、18~19歳から22~23歳の、
進学を希望した女性だけに許された称号だ。
だが、いざ卒業してしまうと、
"OL"という鞘に収まってしまう。
そして、その時点をもって、
高卒・専門卒の女性との差異は消滅する。
女子大生ブームの発端は、
1980年代前半の「オールナイトフジ」にある。
その後、80年代後半に、お立ち台をきわめたが、
バブル崩壊とともに、その地盤も崩れ去った。
そして、90年代の不況期を迎えると、
彼女たちは、消費面でも、労働面でも、
マーケットの対象から外されてしまい、
かわって女子高生がその座を確保するに至った。
しかし、ここに来て、女子大生に対する需要は、
少し拡大してきたような気がしないだろうか。
ただし、あくまでライブチャットの世界という
範囲内ではあるけれども……。
これまで、社会人男性が女子大生を知る機会は、
ゴーコン、シューカツ、そしてフーゾクという
いわばコンテンポラリーな場に限られていた。
それが、ライブチャットの登場によって、
好みの現役女子大生とのコミュニケーションを
常時保てるようになったわけだ。
ぼくがこうしてブログを書き始めたのも、
現役女子大生チャトレnaomiさん
のおかげである。
その副題で「意外とマジメに」と謙遜しながらも、
常にロジックを失わない文面が魅力的なブログだ。
ちなみに、彼女にメッセージを送信しようと思ったら、
amebloへの登録が必要だった
――というのが、ブログ作成の直接的契機である。
そのようなステータスを持つ現役女子大生に、
男性側は、何を期待しているのだろうか。
学歴とのギャップ?それとも、チャット版の合コン?
ノンアダやミックスで、女子大生にインすると、
チャラい様子は、実際のところ、ひとたまりもない。
とくに学年が上がるにつれて、卒業後の人生に対し、
希望と不安を隠さずにはいられないようだ。
授業のこと、ゼミのこと、シューカツのこと、
正社員になること、恋愛や結婚……
……こうした将来に対する展望と当惑が、
文字や言葉のうえで錯綜している。
もちろん、彼女たちの大半は、
「稼ぎ目的」でチャトレになったわけだが、
もしかすると、その副産物として、
不特定多数の社会人男性に助言や意見を求めて、
インしているのかもしれない。
彼女たちがパフォという仮面を剥いで、
そんな真実の一面を告白したとき、
単なるエロ目的でインしてしまって、
適切なアドバイスを下せない自分が恥ずかしい。