とある保護犬収容施設に
長いこと暮らしていた
色々あって引き取る気満々になった
私に対し、しかし夫(英国人)は
「・・・な、何故だ!そりゃあの子は
見た目は悪いが・・・スケベ面だし
頭は大きすぎるし体は小さすぎるし・・・
でもそんなの見慣れさえしてしまえば!」
「妻ちゃん、僕はあの子を
見慣れることは一生ありません。
正直あの犬は僕がどれだけ頑張っても
好きになれない見た目の犬なんです」
あらまあ直球。
でも夫の気持ちはわからないこともない。
私も全般的に犬好きではあるけれども
「この犬の見た目はあまり好みじゃない」って
犬種は存在するものなあ・・・
他の人がその犬を
可愛がっている分には問題ないし
時々そういう犬の頭を
撫でさせてもらうのは
逆に嬉しいくらいなんですよ?
でも自分の家に置いて
朝から晩まで眺めて暮らすなら
ああいう見た目じゃない犬がいい、という。
だから夫の言いたいことは
私としても理解はできる。
「しかしそこを何とか・・・」
「ごめんなさい。これはもう
何をどうしても何とかならないんです。
あの子の顔が好みじゃない、とか
そういう問題だけだったら
どうにかなったかもしれないんですが・・・」
「何だ。じゃあ気になるのは毛の短さか。
そりゃあの子は極度な短毛で
常時全裸、みたいな印象を与える犬だが・・・
短毛種はニオイがキツイという話だが・・・
それとも毛色か。左右非対称に
模様が入っているがゆえに
脚が歪んでいるように見えるのが嫌なのか」
「いや、そこも気になりますけどね」
「じゃあニオイか。確かにあの子は体臭が強い。
口臭もある。でもそれは毎日の乾布摩擦と
強制的歯磨きと餌の変更によって
改善の可能性が高い話だと思うぞ」
「妻ちゃん。君はわざとある一点を避けて
話を進めているでしょう。ということは
君も気が付いているんでしょう。
あの犬が未去勢犬であることに」
・・・ああ。
「それは確かにそうだがな、でも
我が家の周辺にはまず基本的に
『他の犬』がいないだろ?それに
散歩時は必ず引き綱をつける予定だし、
あの犬の大きさならいざという時も
私の腕力で抑え込むことは可能と思うし、
去勢していないことが今後
大きな問題につながる可能性は
割と低いと思っているんだけど・・・」
「僕は将来のリスクの話を
しているのではありません。
今のあの子の状態の話です。
あの子が現在未去勢であるのは
ある意味仕方がないことです。
ですがあの子の状態は
未去勢にも程があります。
君だって気付いているんでしょう、
あの子の後ろ脚の間の持ち物が
規格外の大きさであることを」
・・・そうなんです。
あの犬、顔と体のバランスもアレなんですが、
つまり顔が大型犬サイズなのに対し
体は小柄な中型犬サイズで故に全身の
安定性を欠く仕上がりになっているんですが、
そこに加えて股間の一物の大きさがですね、
それどう考えても超大型犬サイズでしょ?という・・・
そういえば若き日々に歌舞伎町で
研鑽をつんでいた友人から聞いたことがある、
いざという時に服を脱いで
「・・・これは大物!今夜はお祭り!」となる相手は
大柄な筋肉マッチョではなく、むしろ
小柄で細身の殿方に多かった、と・・・!
(上記一文はテリーマンの口調でお願いします)
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(犬ネタになってから当ブログを
訪れてくれるようになった心優しき皆様の
清き心をくじく下ネタ、でもごめん、ここは
元々こういうブログなのでございます)
いや私も最初の時に思ったんですよね、
この子はガンキャノンっぽい、
それも砲塔の接続位置を間違えた
作画ミスの結果のガンタンクっぽい、と。
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「・・・世の中には『大きいことは
いいことだ』という言葉があってだね、
君もそうだろ、日本人としては割と
企画外の身の丈を誇る私の姿に
抗いがたい魅力を感じたがゆえに・・・」
「それとこれとは話が違います。
あの子の性器の目立ち方は
常識の範囲を超えています」
ええ、まあ・・・そうなんです。
お尻自体は小ぶりなんですよ。
小ぶりというか必要以上に
引き締まっているんですよ。
それで超短毛なものだから
そこだけでもう印象が
『お風呂上りの小柄マッチョの尻』
みたいになってしまっているんですよ。
つまりそれだけでもう十分
セクシーというか卑猥というか
そんな感じになっているところに
とどめのように巨砲と
その巨大台座が完全剥き出し状態で
無防備にぶら下がっているんです。
・・・見ようによっては確かに
未婚のお嬢さんの目に触れさせては
絶対にアカンもの、のような・・・
そりゃこれが人間だったら間違いなく
「おまわりさん、こっちです」案件、
でも相手はこの場合犬ですよ?
「そりゃちょっと悪目立ちの度合いが
過ぎていることは認めるけどさ、
でも所詮犬は犬ということでさ」
「妻ちゃん、家庭とは僕にとって即ち
寛ぎの空間ですよ?一日の仕事を終え
さあ明日に向け気力の充実をはかろう、
という時にどうして他の奴の性器を
見せつけられなくちゃいけないんですか」
「そこはほら、薄目で対処するとか」
「昼寝をしようと僕がソファに横になる、
そこに犬が飛び乗ってくる、その結果として
昼寝から目覚めた僕の眼前にあの犬の
陰嚢があったら・・・僕は立ち直れませんよ!」
「いや、しかしだね」
「逆の立場になって考えてみてください。
ある日僕がこの子を飼いたい、と
ある動物を連れてきたとしますよね?
その子が雌で、それで股間に
人間とそっくりな器官があって、
しかもサイズや色の関係でその器官が
物凄く目立つ、しかも生々しい・・・
君はそういうペットを受け入れられますか?」
まあそう言われてしまいますと・・・
しかしここで私が安直に
引き下がると思っていたのなら
それは夫も甘いのです。
続く!
かの犬の問題の器官がこの場合
どれくらい大きいかというと
・・・本当にそれで
問題なく歩行できるの?くらいに・・・
雄犬は去勢犬がよし、なあなたも
未去勢おおきに結構、なあなたも
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