夫(英国人)の愛のプレゼント
手作り本棚の話を
私がブログに書いたことについて
当人であるわが夫がぽつりと
「その記事によって君は
僕にDVをしていないこと
証明したも同然ですね」

「・・・君は何を言っているんだ?」

「あれ?DVってわかりますか?」

「ドメスティック・バイオレンス
(Domestic Violence)、
家庭内における暴力行為だろ?」

「ええ、だから君はそういうことを
僕に対してはしていないですよね」

「えーと・・・パードゥン?」

「つまりほら、人間、自分に対して
暴力をふるう人間に対して
何か『いいこと』をしてあげたい、
とは思わないでしょ?
だから僕がああやって
君の帰りを待って本棚を作ったのは
僕の愛の証明でもありますけど、
同時に君が普段から
僕のことをひどく扱っていないことの
証でもありますよね。
あれを読んだ人は皆さん、
君が僕のことを
ぶったり蹴ったりしていないことを
心から理解してくれますよね」

「・・・君のその仮定は甘いと思うぞ」

「えっ」

「私が君のことを普段から
『酷く扱っていない』ことと
『ぶったり蹴ったりしていないこと』は
同列には扱えないだろう。
たとえば君が真正のマゾヒストだった場合
私は愛をこめて君のことを日夜
ぶったり蹴ったりしてあげるべきだろう?
そういう可能性の存在を疎かにするのは
よくないんじゃないかな」

「ああ・・・なるほど・・・そうですねえ・・・」

念のため申し上げてきますと
私は夫のことを
日常においても非日常においても
ぶったり蹴ったりはしておりません。

夫も私に対し暴力はふるわず、
しかし夫婦そろって
猫に引っ掻かれたり噛みつかれたり、
ガチョウに殴られたり蹴られたりはしています。

家庭内治外法権です。


わがブログに足りないのは
セクシー要素、ということで
今日はわが家のアイドルに
写真で登場いただきましょう

ういっ(挨拶)


おっさんは近頃だんだんと
おっさんらしさを増してきております

夏はおっさんの季節なんですかね
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