というわけでメジャーリーガー
川﨑宗則（かわさき・むねのり）選手の話。
鷹の王子といわれながら
憧れのイチロー選手と
ともにプレイすることを夢見て
海外ＦＡ権を行使。
「イチロー選手と
同じチームを希望しています」
と、2012年春に
シアトル・マリナーズと契約。
ムネリン蜜月時代の到来！
しかし2012年夏、
イチローまさかのヤンキース移籍。
シーズン終了時、川﨑は自由契約に。
ム、ムネリンはどうなっちゃうんだ・・・
とファンの皆様が青ざめていたところ
2013年シーズン開幕直前に
トロント・ブルージェイズと
マイナー契約に合意。
４月13日にはメジャー昇格。
現在順調に活躍中。
そして何でもトロントの一部で
急速に人気上昇中とのこと。
いや、めでたい。
本当にめでたい。
「よかったよ、私も心配していたんだ」
「でも彼は何故人気を獲得したんですか？
移籍してまだ日も浅いんでしょう？」
うん、それはね、いわゆる
『オモシロ外国人』枠に
見事に収まったというか。
ベンチで踊る川﨑の映像を
わざわざレポーターが球場に持参して
監督に見せ意見を求める有様です。
監督 「ちょ、これ、うちのカワサキじゃん！
何やってんだ、今どこにいる、あいつ」
レポーター 「あそこにいますよ」
監督 「ヘイヘイヘイヘイヘイヘイ！」
ムネリン 「（日本語で）なんや監督」
そして川﨑選手はカメラ目線でしっかりと
「アイムフロムジャパン！
アイムジャパニーズ！コールミームネ！」
どうして踊っているんですか、の問いに
「それはストレッチだよ。
ストレッチは大事だからいつもしているんだよ。
そして僕はジャパニーズ・
マイケル・ジャクソンなんだよ」
と英語で答える川崎選手。
うん、この人は面白い。
正直、嫉妬を感じるほどに・・・！
その後、レポーターの
「監督は日本語が話せますか」
の質問に監督は
「話せないよ」
「じゃあどうやって川﨑と
意思の疎通ができているんです」
「いくら英語が上手に話せても
コミュニケーションが
成立しないことだってあるじゃん」
確かにそれは真理です、監督。
その後（映像開始から２分目くらいのところ）
レポーター嬢は自分のダンスを川﨑に披露。
「どうですか、私のダンス」
というレポーターの問いかけに
また完全カメラ目線で川﨑選手は
「（日本語で）まあまあいいです。
まあまあ、ね。すごくよくはないけど、
まあまあいい、今のは」
その横でレポーター嬢が
「えー、通訳しますと
『彼女はとても可愛い。そして
彼女の踊りはブリリアントだ』と
川﨑選手は申しております」
そしてとどめに宗則さんは
「アイキャントスピークイングリッシュ！
ビコーズ、アイアムジャパニーズ！せんきゅう！」
気が付けば私の隣で
声を殺して笑っている夫が。
「彼はやはり面白いか、
日本人以外の目から見ても」
「彼を面白がらない人は
なかなかいないと思いますよ」
「具体的にはどこが面白いんだ？」
「存在自体ではないでしょうか」
クールジャパン、2013年度は
『カワイイ』に続き『オモシロ』輸出なるか。
頑張れ川﨑選手！
ムネリン選手、昨日の試合では
不完全燃焼であった様子 ですが
試合前の歓声、すごかった とのこと
愛されキャラを維持する強さ、
そこに痺れる！憧れるッ！！
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