私は子供時代、友達が少なかった

・・・というか、いなかった・・・ような

切ない対人関係を味わった一時期がありまして、

なんというか今でも

ある種の子供独特の意地悪な物言いが

好きではありません。

「謝ってよ!」とかね。

ですからそういう言葉遣いは

自分としても避けてきたわけですが、

なんだか最近

「あっ・・・謝って!謝ってよ!」

と叫びたい衝動に

咄嗟にかられる場面が多いです。

と、いいますかさー。

「日本人は欧米人に比べ謝罪しすぎ」

みたいな意見は長いことありますけどさー。

それのどこが悪いの?

皆が謙虚に頭を下げて

住みよい優しい僕らの社会でしょ!

事例その一:

スーパーで購入したピーマンが

パッケージに入っていた3個とも腐っていた

スーパーにレシートとともに持って行く。

「あら本当、腐ってますね!

じゃあ、新しいの持っていってください!」

・・・ねえ、嘘でもいいから

「申し訳ありませんでした」

くらい言ってみないかい?

事例その二:

DVDレンタル屋で「BORAT」を借り

家に帰ってケースを開けたら

「ハッピーフィート」が入っていた。

お店に連絡したら

「あ、じゃあお店に持ってきてください、

取り替えますから」

雨の中再びDVDレンタル屋へ。

当然謝罪なし。

しかしここで夫(英国人)が粘りをみせ

「よそのレンタルDVD屋だったらここで

次回レンタル料を半額にしたりすると思うけど

そこのところどうかね」

と尋ねたら

「じゃあ店長に聞いておきますから

明日DVD返すときにまたそう言ってください」

翌日DVDを返す際にその旨尋ねると

「あ、店長と話すの忘れていました、明日また来てください」

懲りずに翌日また行ってみると

「店長から返事がないんですよ。

でもそもそも、こっちがそんな間違いをするたび

無料でDVDを貸し出していたら

商売あがったりだと思いません?」

・・・なあ、お嬢さん。

私としては別にDVD貸し出し半額サービスを

そこまで望んでいるわけじゃないんだ。

一言「間違えちゃってごめんなさい」でいいのだ。

「ご足労願って申し訳ありません」でもいい。

何故謝罪せぬ!つうか間違いを恥じろよ!

もうさー、謝ってよー!!

(ふと不安になりましたが

私クレーマーっぽいですかね?

私が店員さんだったら

絶対謝罪をしている場面なのですが・・・)