この夏

北海道旅行を計画しています。

1月にニセコで雪遊びをしたのが

相当楽しかったらしく

「ぜひ夏の北海道も見てみたい!」

と夫(英国人)が強く希望するので。

それを知った友人が

北海道のガイドブックを

何冊か送ってくれました

(友よ、どうもありがとう)。

一緒に某『まっぷるマガジン』の

ページをめくるわが夫婦。

「・・・ねえ、

どうして食べ物の記事ばかりなの?」

「北海道は海の幸が豊富だからね」

「それにしたって

食べ物の写真ばかりじゃない?」

「まあ・・・確かにそうね」

「さすが日本の旅行ガイドブックだね、

英国の旅行ガイドだと

『この町には、ここにレストランがあります』

以上、だよ。

こんな食べ物の写真ばかりのページは

なかなか存在しないよ。すごいなあ」

確かに『まっぷる』、

「北海道、これを食べなきゃベスト7!」

とか、いい具合に気合が入っています。

またしばらくページをめくっていると

「ねえ、本当にすべてのページに

食べ物の写真があるね!

日本人にとって

北海道観光の主要目的は食べ物なの?」

「まあ食事は

もっとも重要な要因のひとつではあるかなあ。

あ、見て見て、『鮭の親子丼』だって、

美味しそうだね!」

「・・・確かに美味しそうだけど・・・

しかしそれにしてもさ、

日本人はここまで食べることに貪欲なのに

どうして太らないわけ?おかしくない?

鮭の親子丼なんてリッチすぎるでしょ!

何故みんな痩せているのさ!」

いや、日本でも近年

肥満は問題化していてね・・・

とはいえ英国人の目から見たら

日本人の肥満問題なんて

新手の嫌味にしか見えないのかもしれないよね・・・

(当地の肥満問題についてはここここ に)

ところで日本のガイドブックは

食べ物情報に力を入れ過ぎだとの

夫の主張もわかるのですが、

英国のガイドブックも

もう少し食事関連記事に

力を入れてみてもいい気がしたり・・・

『まっぷる』は食事以外の観光情報だって

馬鹿にならない程度に充実しているわよ!

ちなみにこんな夫が

食に関して心から信頼を寄せるガイドブック

それは『地球の歩き方』なのでした。

続く。