ウェリントン・ブーツといわれて

何のことかわかる方は少ないのではないかと。

ゴム長のことです。

わが夫(英国人)の家族は

全員が自分のゴム長を持っています。

牧場経営には

必須アイテムなのかもしれませんが、

貧弱な都会のもやしっ子だった私が

最後にゴム長を履いたのは

たぶん小学校低学年の頃・・・

逆に足元に不安があったので、

夫の実家で外を歩くときは

スニーカーで通していました。

しかしゴム長が愛用されるのには訳がある。

雨の多い北イングランドの牧草地を

白いスニーカーで歩いておりますと

なかなかに悲しい結果を招きます。

義母が見るに見かねたのでしょう、

去年のクリスマス

私にゴム長をプレゼントしてくれました。


wellington

どうですかこの配色。

『エルマーと16ぴきのりゅう』のお兄さん竜が

確かこんな色をしていた気がする・・・

(それにしても私の足、

自分で言うのもなんですが、

ゴム長が似合うね!)

さて、こんな奇抜な色使いにもかかわらず

このゴム長ってばたいへん快適。

海辺の岩礁を歩いても足は濡れないし

ぬかるみで踏ん張っても問題ないし。

こんなことならもっと早くに

ゴム長デビューを飾るべきだったわ!

ちなみに何故

ゴム長がウェリントン・ブーツと呼ばれるのか。

それはワーテルローの戦いで大勝利を収めた

デューク・ウェリントンが考案したブーツだから。

当時は皮製だったらしいです。

縮めて「ウェリーズ(wellies)」とも呼ばれます。

わが幼少期の愛読書

最終話では毎回泣いたものです

・・・薄汚れたなあ私も


ルース・スタイルス・ガネット, ルース・クリスマン・ガネット, わたなべ しげお, 子どもの本研究会
エルマーと16ぴきのりゅう