こんにちは!
スコットランド・スカイ島在住のナオポンです😊
これは今から10年程前、私がまだイングランドに住んでいた時のお話でございます。もしよろしければお付き合いくださいませ。
【登場人物】
・ナオポン(私)
・ジーン(私の友人)
・アンジー(私の友人)
ジーン:
ねぇ、ナオポン、ナオポン家で子豚なんて飼ってないよね?
ナオポン:
こぶた? 飼ってないけど、どうして?
ジーン:
こないだナオポン家の前を通りかかったら、若いママさんと小さな女の子が門の前に立ってたのよ。で、その若いママさんが言うにはね、その小さな女の子は、ナオポン家の前を通ると、必ず庭を指差して「ママ、あそこにピギー(子豚)がいるよ」って言うんだって。
ナオポン:
へぇ、そうなんだ! きつねは見るけど、豚は見ないよね~。で、そのママさんはピギーを見てないの?
ジーン:
そう、見てないんだって。だから不思議に思ってるみたいよ。そうだ、豚の絵でも描いてそれを置いてみるってのはどう?
アンジー:
あ、それなら、うちの庭に豚の置物があるからさ、それをナオポン家の庭に置けばいいんじゃない?
ナオポン:
それ面白そう! じゃアンジー、豚ちゃん持ってきて!
というわけで、アンジーが持ってきてくれた豚の置物を、その女の子がいつも指差しているという場所に置いたのでした。
私はそのママさんとお嬢ちゃんのことは何も知りません。そして、彼女たちが果たして豚ちゃんの置物を見るかどうかも分かりません。見たとしても私はそれを知るすべがありません。
それでも、何かとてもワクワクして、しばらく様子を見ることにしたのでした。
次回へ続きます。
最後まで読んでくれてありがとうございました😊