ガイドに興味があるという知人にマンツーマンでガイドツアーを敢行! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^)

 

アタシがウン十年前現場の営業店所にいたとき、取引先の営業マンAさんと親しくなって、年齢が近いこともあり、公私ともに親しくさせて頂いていた。

 

その後、Aさんはその会社を辞めて、知人と別な会社を起ち上げて現在に至っている。

 

先日Aさんと久々に連絡を取り、飲みに2回ほど行きまして、話の中で歴史に興味があり城巡りなども好きだというので、実は自分は仙台城のボランティアガイドをしている話をして、なんだったら一緒にやりませんか? と勧誘してみた。

 

それからしばらく時間が経ったのですが、先週「興味がある」との申し出があったので、「じゃあ、アタシがガイドツアーで仙台城を案内をしますので、それを受けてから判断しては?」とLINEでやとりとしていたら、そのガイドツアーの日が実は、今日だったのです。

 

いやぁ、まさか昨日の支倉さんの街歩きの1万5千歩超えの翌日にガイドすることになろうとは。

 

とはいえ、ひょっとしたらAさんが興味を示して、ボランティアガイドになってくれるかもしれない。であるならば、アタシがやれることはただ一つ、精一杯ガイドをして、有意義な時間を満喫してもらって、ガイドをやることを前向きに考えてもらうしかない。

 

というわけで、仙台国際センター駅前に10時集合とし、二の丸~大手門跡~五色沼~三の丸~清水門~沢ノ門~石垣~本丸と一通りのガイドツアーを刊行し、あっという間に2時間が過ぎた。

 

思えば、10月ぐらいから放送大学の面接授業のほうが忙しくて、アタシ的には久々のガイド。

最初のうちは「上手くできるかなぁ」と思ったけど、やり始めたらエンジンが掛かってきて、結構快調にやれたようにアタシ的には思っています。

 

でね、アタシのガイドを受けたAさんの感想だけど、「いやぁ~大変有意義な時間を過ごさせていただきましたし、知らなかったような話もたくさん聞けて満足でした」という決してお世辞ではないまともな感想を言って頂いたので、愉しんでは頂けたようです。

 

ただ、じゃあ「ガイドはどうするの?」という問いには、二の足を踏んでいるようです。

 

「そうかぁ、やっぱりなぁ」というのが、アタシの正直な気持ちです。

 

そうなんです、結局のところ自分の貴重なお休み(土日祝)をね、わざわざ使って、お金が得られるわけでもないボランティアガイドとしての活動に身を投じるかというと、「いやぁ、それはちょっと待って」と大抵の人が、そうなるんです。

 

百歩譲ってその方がいわゆる会社の定年を迎えた方とか、定年も迎えても延長して働いている方とか、もしくは年金生活をしている方であれば、ある程度時間的なゆとりも確保ができて、第二の人生とかやりがいとかそういう志をボランティア活動に振り向けるという考え方もありっちゃあ、ありでしょう。

 

でも、現役世代で働いているサラリーマンだと、難しいんですよね。どうしても守りに入った思考が優先して、「いや、プライベートよりも仕事が優先だろう」とか「いや、休みは仕事の疲れを癒やしたり、好きなことやりたいし」という方向にベクトルが働いてしまう。

 

確かに一人前のガイドになるにはそれなりの時間を要するし、本人の努力も必要となる。それまでは、「なんだかなぁ」ともどかしさを感じて、砂を噛むような時間を費やすことになるのかもしれない。ガイドとして独り立ちしても、大変なことは多い。

 

でも、その先には言葉で説明するのが難しいのですが、確実に目には見えない「無形の力」が自分に備わって、その後の人生に計り知れない収穫をもたらしてくれることはアタシが身にしみて感じている。その備わった「無形の力」によって必ずや人間的な魅力が増し、一周りも二周りも自分を大きくしてくれて、HPもMPを戦闘力がアップするはずなのである。

 

サントリーの創業者である鳥井信治郎さんの言葉

 

「やってみなはれ」まずはこの精神で、取り組んで欲しいのである。

 

そこに足を踏み入れることは、修羅の道かもしれない。

 

でも現役世代だから、気付くこと、やれること、絶対にあるはず

 

現役世代の勇者の登場をアタシは待っている、そして勇者に光あれ!