アナウンサーの素直な発言からガイドとしてのあり方を悟った、すこっち | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^)

 

今日のアタシは自宅でのリモートワークでした。

 

地元のTBCラジオを少しばかり拝聴しながら、、、でも仕事はきちんとしてましたよ。

 

今日の朝08:30からのエンボヤージュのパーソナリティはアタシの中で高感度No.1の守屋アナウンサー。

 

番組スタートの冒頭トークでこんな話がありました。

 

日本人はプライベートで思わぬ場所で顔見知りの人に遭遇した時に、意外と声を掛けづらいと思ってしまうもの。海外のTV旅番組なんかを観ていると、初対面の素人さんに声を掛けても気さくに番組に協力をしてくれてたりするのに、日本人特に東北の人は、、。

 

みたいな話がありまして、このときアタシの頭に浮かんだガイドあるあるな思いを守屋アナにぶつけてみることにした。

 

すこっち、ラジオ番組にリアルタイムで投稿です!

 

内容はと言うと、仙台城でガイドをしているんですが、ガイド受付にパンフレットをもらいに来る人はたくさんいるけど、ガイドの申込みをする人は絶対数からすると圧倒的に少ないんです。

 

これってやっぱ、日本人の特性なんですかねぇ?

 

せっかく観光地に来ているんだから、楽しめるツールはさんざん使い倒したほうが満喫できるのにと思ってしまうのは私だけでしょうか? という内容です。

 

そしたら、早速アタシの投稿が採用されたんです、やったぁ!(^o^)

 

ちなみに電波に乗ったアタシの投稿の音声を聞きたい方はradikoのタイムフリーで。

11月16日(木)TBCラジオのエンボヤージュ 午前9時過ぎのジングルあとです。

 

このとき、守屋アナは冒頭トークに乗っかって来たアタシの投稿を丁寧に読んでいただいて、自分の感想を出し惜しみすることなく、素直な気持ちでコメントして頂いた。

 

守屋アナが発した貴重なコメントをradikoのタイムフリーで繰り返し聞いて噛み締めていると、あることに気付かされた。

 

守屋さんのコメントはこうだった。

 

「これはあるかもしれませんね、パンフレットだけください。でそこでパンフレットだけもらって、あっ実はこれはこれこれこういう内容でって説明され始まると、ああ大丈夫です。っていう人は結構いますよね。なんでなのかって言われると、難しいんですけども、勧誘されて必要なければ、結構ですと断ればいいんですけど、なんとなく勧誘されるのも苦手な人って多いんじゃないですかねぇ。

 

私、服を見ていて店員さんにご試着も出来ますのでと声を掛けられると、あ、大丈夫です。と遠慮してしまう、去ってしまう。これ多いんじゃないですかねぇ、あるあるじゃないかと。」

 

みなさんはこの守屋さんのコメント、どう思われましたか?

 

そうなんだよね、守屋さんの言いたいこと、よーく分かるよ。

 

自分はその場では能動的にその情報を取りに行きたいとは思っていない。でも、パンフレットぐらいは貰っておいて、目を通して少しばかり理解が深まればいいかな、ぐらいの軽い気持ち。

 

そんな心持ちのところに、ボランティアガイドがガイドを押し売りするような態度で迫られたら、そりゃあ引くよね。そそくさと立ち去りたくなるよね。

 

たぶん、このときの守屋さんはアナウンサーとしてではなく、プライベートな素直な本音でこの発言をされたんだと思う。

 

でも、それが自然なんだよね。だって日本って島国だもん。陸続きじゃないし、他の民族や外国人の存在ってどちらかというと珍しい方だし、警戒心が強くて、奥手で社交性には乏しい方である。関西人なら多少のフランクさは持ち合わせているのかもしれませんが、長年培われてきたDNAはそう簡単に書き換えられるもんじゃあない!

 

いやぁ、目からウロコだったわ。ともすると、アタシの思考もどこかガイド目線になっていたような気がする。別にアタシは「ガイド押し売り」はしない主義だけど、ガイドさんの中にはそういう感じでやっている人もいない分けではない。(でも、気持ちは分かる)あらためて、こういう意見を生で聞かされると、ガイドって柳のように、強い風にも弱い風にも柔軟に対応出来る人間性を持たなければ、お客様の気持ちに寄り添う真心のガイドは出来ないってことになってくるんですわな。

 

守屋さんありがとうございます。m(_ _)m

 

この音声を録音して、今度のガイドの会議でみなさんに聴かせてあげますよ。

 

生の声はこんな感じなんだよってね。