どうも、すこっちです。(^_^)
人の衝動的な欲求というものは、理屈だけでは説明が出来ない不思議な場合もある。
今回がまさにそんなケースである。
アタシは放送大学の図書館を利用している。貸出期間が1ヶ月という大変ありがたいサービスだったのに、司書の方の後継者がいないという理由で3月19日でこのサービスは終わる。超ガッカリである。
しかも、今後は図書室で読むことしか認めて貰えないという理不尽さ。(-_-;)
まあ、泣く子と上からの圧力と後継者不足には勝てぬということか、残念な話だ。
この図書館でたまたま借りた「文藝春秋」。コンビニや書店で見掛けたことがあるかもしれませんが、あの分厚くて、普通だったらじぇったい買わないだろうと思われるヤツね。(ただで借りられるから)
これが読み始めてみると、なかなか面白い記事が結構満載なのです。
アタシが借りた2022年1月号は100周年記念特別本ということで、かなり読み応えがあった。
松井秀喜さんが長嶋茂雄邸の地下で素振りを見てもらってアドバイスを受けた話とか、黒柳徹子さんが御年88歳にして、毎日欠かさずスクワットを50回やっていらっしゃるとか、読んでみても損は無い!
図書館にも置いているはずなので、この100周年記念号是非とも手に取って見て頂きたい。
でね、この100周年記念号の最初の方のページのたわいもない記事をいくつか読んでいたら、筆者がコロナ禍で気持ちも落ち込んでいて、仕事も減って暗くなっていたときに、道の向こうから「ダイナマイト・キッド」のTシャツを着た若い男性が歩いて来た。その姿を見たら、なんだか分からないけど、元気が沸いてきたんだそうです。
「爆弾小僧」の異名を持ち、あのタイガーマスクの日本デビュー戦の相手を務め、体は決して大きくはないけれど、常にパワフルな全力ファイトで昭和のプロレスファンを魅了したダイナマイト・キッド。
そんなダイナマイト・キッドのTシャツに不思議と元気が沸いてきた。頑張ろうという前向きになれる勇気がもらえた。「分かる!分かるよ~、その気持ち!」この記事を読んだとき、アタシのハートは妙に高鳴り、「そうだよね、そうだねぇ」と見ず知らずの筆者に共感を覚えた。
それ以来、なんだか「ダイナマイト・キッド」のTシャツが頭から離れない。(>_<)
楽天で調べてみたら、なんだちゃんと売ってるんじゃないですか!
どうしようかなぁ~。こんなの買ったら、またカミさんにどやされるんだろうなあ。
「そんなの買って、いつ着るの!」、「そんなのばっかし、いっぱい買って」
あ~うるさい、うるさい!君には男のロマンが分からないのかい。インスピレーションを感じたその時が、運命の出会いなんだって!
「そう、君との出逢いと同じなんだって!」
(まあ、間違っても本人には言わんでしょうなぁ)
あの「ダイナマイト・キッド」だよ!もぉ~女性にはどうしてこういうことが理解されないのだろう。そういう男のツボが分かるという女性の方がおりましたら、お便りください。
と、ここまで書いたらみなさんには分かりますよね。はい、もちろん買っちゃいました。
いいんじゃなーい。これをさりげなく着てたらですよ、超カッコイイ(それを独りよがりと言う)
かくしてこのTシャツが先日届いた。無論、今のところカミさんには知られてはいない。
仙台の街中で紺色のこのTシャツを見掛けたら、それは「すこっち」かもしれませんね。