褒めるのが苦手な人は「承認」を使ってみよう! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^ゞ

 

2021年も押し迫った年末。

 

特段自分の本を売りに出した以外は、これといった大掃除らしい片付けはしなかった。

 

ただ、パソコンの中身ぐらいは整理して、要らないファイルを消去しようかと思い始めて手を付けた。

 

「こんなの使うこと無いよね」と自問自答しながら、不要と思われるファイルを削除していく。

 

そんなファイルの中に「おや?」と思ったファイルがあった。

 

アタシが以前、メールマガジンか何かを購読していて、それに書かれていた内容で「これはいい!」と思ったものをテキストファイルにして溜めていた物である。

 

「こんなの果たしていつ開いて、見返すんだろう?」

 

確かに今開かなかったら、恐らく死ぬまで開くことは無かったかもしれない。

(みなさんにも、そんなファイルがあるのでは?)

 

久々にそのタイムカプセル的なファイルを読んでみると、これが結構良いことが書かれてあった。

 

なので、これは是非ともみなさんにもお裾分けをしたいと思いましたので、テキストファイルからほぼそのままコピペしたものをご覧ください。↓

 

●「承認」は評価を加えずに認める

「子どもをほめたいと思ってはいるけど、うまくほめられない」

「ほめようとすると、なんとなくぎこちなくなってしまう。自分はほめるのが苦手だ」

このように感じている人もけっこういるようです。

そういう人にお薦めしたいのがコーチングの技法の一つ、「承認」です。

これは評価を加えないで相手を認めることです。

例えばママが美容院に行ったことにパパが気づいたとします。

そのときの言葉として次の2つを比べてみましょう。

A 美容院に行ったね。きらきらしてるよ

B 美容院に行ったね

Aのように言えばそれはほめているということです。

それに対して、Bはとくにほめてはいませんが、美容院に行ったという行動を承認しています。

ママにしてみれば、どちらもうれしいです。

●気にかけていることが伝わる

Bのように当たり前のことを言っても意味はない、と思う人もいるかも知れませんが、

実はそうではありません。

認めてもらえた、承認してもらえたというだけで、人は十分うれしいのです。

それは気にかけてもらえているということだからです。

パパが何も言ってくれないとすれば、それは気がついていないということであり、ママのことを気にかけていないということでもあります。

ママとしては寂しいことです。

(ですから、パパがゴミ出ししてくれたときは、せめて「ゴミ出ししてくれたね」だけでも言ってあげてください)

●「承認」の具体例

例えば、次のような言い方が承認です。
 

・歯磨きが5日間続いたね
 

・こぼしたところを拭いてくれたね

・毎朝縄跳びの練習をしてるね

・消しゴムのカスもゴミ箱に入れてるんだね

・時間を意識して行動してるね

・お茶碗の中だけでなく外側も洗ってるね

・下敷きをして書いてるね

・妹の靴を揃えてくれたね

・使った物をもとの場所に戻してくれたね

●「承認」のよいところ

「承認」には「ほめる」とは違うよさがいくつかあります。

1つめ。

Aのようにほめる言葉は言えないけど、Bなら言えるという人がたくさんいます。

2つめ。

子どもをほめるときには、「すごい」「えらい」「りっぱ」「じょうず」「いい子」などの限られた言葉しか出てこないことが多いのですが、承認のときはそれぞれの状況に応じて自然に言葉が変わってきます。

しかも、具体的です。

ですから、子どもは何を認められたのかがよくわかります。

逆に言えば、「すごい」「えらい」などとほめられた場合、子どもは何をほめられたのか実はよくわかっていないということもあるのです。

3つめ。

「承認」に心がけていると相手をよく見るようになります。

というのも、ほめる場合はよく見ていなくてもとりあえず「すごい」と言えますが、「承認」の場合はよく見ていないと何も言えないからです。

4つめ。

ほめる場合、それによって「もっとやらせたい」という意図が露骨にあり、子どももそれを感じ取ります。

もちろん「承認」にもそれはありますが、「ほめる」ほど露骨ではありません。

 

どうでしょう、なかなかいいところを付いていると思いませんでしたか?

 

まあ、これは子育ての親に対する「承認」の使い方のレクチャーなんですが、別に親子間でなくても夫婦間でも上司と部下でも友人間でも使えそうな感じがしますよね。

 

あーあ、こういうHow toをね、きちんと積み重ねてきたら、自分の子供ももっと立派に育って来たんだろうに、それを実践するというのがなかなか難しい。(-_-;)

 

まだ子供が小さくて、健やかに成長する可能性のある「子育て途上」の方はお役立てください。

 

今年はズバリ、「承認」の有効活用!で決まり!!(^^)!