すこっち1人読書会 左門 新 「人生が2000%うまくいくハーバードの秘密」 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

あーら、ずいぶんとご無沙汰だった「すこっち一人読書会」。

 

いやね、読書はしていたんですよ、それなりに。

 

でも、読み終わった都度、その内容をまとめておくというのも、なかなかしんどい。

 

でも、さすがに今回読んだ本のインパクトは大きかったので、アタシなりにポイントだけ「すこっち読書ノート」に書き出してまとめましたわ」それだけ、密度の濃い役立つ内容がてんこ盛りだった。

 

今回読んだ本がこちら↓

 

 

ハーバード大学と言えば、アメリカ合衆国のボストンにある世界の大学ランキング1位の大学。

いつの頃からか、アメリカやイギリスの名門大学の授業で取り入れられている内容やノウハウを紹介するこの手の本はたくさん見掛けるようになった。アタシも書店でも手に取って、パラパラとめくってみたりはしました。でも、なかなか読む気にはならないんだよねぇ~、だってなんか重そうって思っちゃうでしょ。それにいい年になって、今さらハーバード大学も大学いもも一緒でしょ!と適当な理由をこじつけて今まで敬遠してきた。

 

たまたカミさんのパワハラ圧力に屈して、すこっち図書館の蔵書をブックオフに売りに行ったときに、見掛けたのがこの本。しかも100円である(定価は590円)さすがに書店で定価では買う気はしないが、100円だったらいいかなと思い、衝動買い。

 

その本との出会いやきっかけなんてそんなものである。

 

でも、きっかけや動機はともかく、読むことで自分の中に何かが残って、心が揺り動かされて、行動を変えてみようと思う気付きって、大事なんだよね。今回はいっそうそれを感じました。

 

このブログをご覧になって頂いたのもなにかのご縁でしょう。

 

アタシが読んだこの本で、気になったこと、これはぜひとも他の人にも教えてあげたいと思ったことを、みなさんにだけお裾分けをしちゃいます。読書が苦手だっていう方も、心配ご無用です!

 

それでは、早速「すこっち一人読書会、お裾分けタイム!」と参りましょうか。

 

左門 新「「人生が2000%うまくいくハーバードの秘密」

 

その1 「片付け方のポイントは3つあります」

 

はいはい、アタシと一緒で整理整頓が苦手な人、「片付ける」というワクチンを接種しても、相変わらず「面倒くさいウィスル」に感染してしまうという方、耳の穴をかっぽじって(あ、この場合は目かな)聞いて頂戴ね。ハーバードの教えによれば、片付け方のポイントはたったの3つだけなのである。

 

①書類を捨てること

②お気に入りのステーショナリー(文房具)で回りを固めること

③所有物として本を持たないこと

 

どうです?これだけですよ、簡単でしょ。

 

①はいつ使うかも分かんないような書類を取っておく「取りあえず名前を付けて保存」の無駄ね。紙もだけど、Excelなんかの電子データもね。

 

②は頂き物のボールペンを捨てるのがもったいないからと10本も20本も溜めてたりしていませんか?

これは、高くてもお気に入りの愛用品のみを使うことで解消される。

 

③はアタシが一番耳が痛ーい。(>_<)そうか、そうなのか。結局カミさんのパワハラ圧力はハーバードの教えに沿ったことだったんだね。分かりましたよ、ハーバードが言うんなら、心を改めます。m(_ _)m

 

その2「朝にはその日1日の確認・見直し・計画」をチェックするべし

 

ギリギリまで寝ていて、飛び起きて出社されている皆様。聞きましたか、ここ大事ですよ~。

昨日終えた仕事を始業前にもう一度見直しをしてみると、つまらない誤りを発見したり、さらに良い案が思い付いたりして、仕事の質を高めることが出来るんだってよ。それに、出張なんかで前の日にインプットをしても、睡眠でいくらかは忘れ去られるので、効率が悪い。だから、早起き朝準備が大事。

 

その3「出来ないことにこだわらず、「出来ること」である得意分野をひたすら伸ばしていく。

欧米では日本みたいに新卒採用→じっくり育てるっていう習慣が無い。だから、出来ない仕事は出来る人に任せるのが当たり前。それぞれの長所を伸ばして、相互に補い合うことで会社全体のレベルを底上げした方が時間も掛からないし、効率的じゃん。

 

その4「人は損得が絡むと本気になる」

 

ハーバードの教授がね、授業の冒頭に「1人=20ドルずつ賭けなさい、論破した方が総取りです。」っていう教育の現場なのに、ばくち打ちを堂々と公言する。でも、最終的には「やっぱ、今のなーし、忘れて忘れて」ってなるんだけど、要は「人は損得が絡むと本気になる」その処世訓を学ばせるための仕掛けなんだそうです。単なるお遊びか本気か、それを引き出させる、学ばせるなんて、日本じゃああり得ないわね。

 

その5「当たり前を疑う、常識を破った先にすごいお宝が」

 

あれ?これって、アタシが最近言い続けているキャンペーンワードと一緒だね。ハーバードはウン十年前からずーっと学生にこれを説いて来たって分けなんですな。楽天の三木谷社長(ハーバード大卒)は日本でネット通販なんて上手くいかないと言われたけど、結果的には大成功だった。

セブンイレブンの元会長の鈴木さん(ハーバード大卒)はコンビニでおにぎりや弁当、暖かいおでんにチケット販売なんて無理だし、失敗すると言われていたのに、結果として本家のアメリカのコンビニを超えてしまった。

私たちはついつい常識にだまされ、物事の本質に気付くことが出来ない。常識を疑う力が無ければ、発想も飛躍しないし、到底無理と思われた難問の解決を見いだすことも出来ない。

大きな結果を出すために、あなたは非常識になる勇気がありますか?

 

その6「ケース・メソッド、本番教育が大事」

 

ハーバードの特筆すべき授業。それは、実際にあった事例を題材に問題解決を探求する勉強法で、「ハーバード・ビジネス・スクール」の代名詞でもある。

具体的に言うとね、こんな感じ。

 

「あなたはアメリカの大統領です、ソ連がキューバに核兵器を持ち込もうとしています。さて、あなたならどのような事を考え、どう判断し、どう行動し、決断をしますか?」

 

「あなたはある国のトップです。伝染病が発生しました、日に日に感染者が増加しています。さて、あなたらなら、どうやってこの感染を食い止めますか?」

 

という具合に学生に全権を与えて、考えさせ、判断させ、決断させる。学生が「これをこうしたら、」って解答をするとね、「それには、こういうデータが出ています」ってな感じで、教授も具体的な実際のデータを突きつけて、どんどんプレッシャーを掛け続ける。こんなこと、日本じゃまず、やらないしやれないでしょう。せいぜい模擬裁判」ぐらいかなぁ。

 

「人は責任と行動と権限が自分に無ければ、他人事と思って、真剣に行動しない」

 

アメリカではリトルリーグでも硬球を使う。日本のような軟球なんてものは存在しない。それは、子供のためを思えば、メジャーリーガーが使っているのと同じボールで実戦経験を積ませているってこと。

 

日本の総理大臣を目指すような方々は一度、そういう授業を受けてきたら?ひょっとして、現役学生の足下にも及ばなかったりして、、、。(-_-;)

 

その7「追体験と検証は疎かにするべからず」

 

・人のいうことを鵜呑みにするな

・真偽を確かめるために、必ず原点に当たれ

・出発地点から結果まで、自分で追体験せよ

・結果という果実だけを食べるのではなく、種を見て成長過程も観察せよ

 

業務マニュアル1つとっても、

 

・なぜそれがマニュアルとして定着したのか?

・どんな試行錯誤があったのか?

・なぜ現在の内容に落ち着いたのか?

を追体験してみて、自分自身で検証してみる事が大事である。

 

確かにねぇ~、結果だけをみて鵜呑みにしてる人の多いこと、多いこと。

 

その8「雑多な分野の人と付き合う、雑種ほど強いという大原則」

 

「あーいう人、無理無理、生理的に受け付けないよ~」と思っていませんか?

実はそういう人と絡むことで、案外貴重な情報がGET出来たり、ヒントがもらえたり、困ったときに助けてもらえたりする。だから、馬鹿にしたり差別したりして、自分から境界線をひいてはいけない。

遺伝子学的にも、「雑種ほど強いという説があるんだそうですよ。

 

その9「名著に学ぶ、アスリートが本を読む理由」

 

自分を高め、技術を磨き、辛い練習を乗り越えるためには幅広い教養を身に付けることが必要だとハーバードでは教えている。

 

名著と呼ばれる作品には地域や時代を超えて生き残った「普遍の人間心理」や「人生の真理」が詰まっている。

 

2012年のロンドンオリンピックに、ハーバード大学のアスリートが何人いたか?9人です。

メダルは卒業生8人のうち、金が2人、銀1人、銅1人です。

 

じゃあ、東大卒で京大卒でそういう人がいましたか?0人です。

 

つまり、スポーツだけ出来れば、勉強はダメダメでも全然OKというのは日本的な鎖国発想。

 

教養は人生をより良く生き抜く知識と心の強さを授けてくれるもの。だから、一流と呼ばれる人ほど、幅広い教養を身に付けようと、そっちの方も努力する。

 

「勉強」と「スポーツ」の二刀流は欧米では当たり前なんですね。

 

その10「異性の友人を作る、友達以上恋人未満の人脈は宝」

 

異性の友人を持つことは、国際社会で生きていくためには超重要!

 

これねー日本人が一番苦手とするところだよねぇ~。現代は多少感覚が変わっているとは聞きますが、日本では彼氏・彼女の関係=パートナーであり、それ以外の人との交際は二股、三股って見られてしまいますからなぁ~。それに、結婚した男女が異性の友人って、不倫と判定されてしまって、ちょっと考えづらいし及び腰、今の世の中では特に、、、。(-_-;)

 

でも、欧米ではホームパーティーやドレスコードを必要とするパーティーが当たり前に開催される。

そして、それに出席するためにはパートナー同伴というのが常識となっているものが多い。

だから、付き合っている人がいなくても、欧米では異性の友人がその穴埋めをしてくれるという分け。

 

そう言えば、サミットなんかでも欧米の各国首脳の華やかな交流とは対照的に母国語しかしゃべれない、無口なお爺さんばっかの我が国首脳はだいたい蚊帳の外だもんね。

 

島国ニッポンがワールドスタンダードに近づくためには、男女間のフレンドリーシップも寛容にならなきゃ、いけない時期に来ているのかもよ。(アタシも異性の友人、大募集中でーす!)(^o^)

 

その11「遊び心を侮るなかれ」

 

仕事でも交際でも真面目一辺倒のしかめっ面で相手と向かい合うよりは、ちょっと遊び心を持った方が物事は上手くいくものです。遊び心のある人は魅力的であり、取引先や部下、異性を味方に出来ます。

 

そうなのよ、遊び心、少年の心、茶目っ気。そういうものをね、大事にしなさいってハーバードは教えている。物分かりの良いつまんない大人になってしまわないでいることが、「あ、あの人って言葉で説明出来ないけど、なんか感じがいい人だよね」ってその「なんか」が=「遊び心」なのである。

 

我らが伊達政宗様はそういうとこ、天下一品だった。「伊達心」を辞書で引いてみて(Googleで検索してみてだね)今こそ、伊達政宗様に学べっていうことなのかな。

 

と、長くなっちゃいましたがハーバードの教えが少しは皆さんにお伝え出来たでしょうか?

 

もっといっぱいあるんだけど、気になった方はお求めやすい価格であるでしょうから、ご一読ください。

 

あなたの今後の生き方にハーバードの教えのエッセンスが役に立って、何か成功したら、そん時はアタシとグータッチ!でもしてくださいねー。!(^^)!