「仙台名物」と言えば、皆さんは何を思い浮かべるのでしょうか?
「笹かま」、「ずんだ餅」、「牛タン」、「萩の月」、列挙すれば
次から次へとまた、多いこと、多いこと、さすがは「仙台」だ。
この中で比較的、昔から親しまれている「笹かまぼこ」。
実は、この形!笹の形をイメージして作られたという説が有力です。
じゃあ、その笹ってどこから来たの?というと、伊達家の筆頭家紋である
「竹に雀」の竹から来ている。
(ちなみに、タケノコが成長してすぐに竹の皮が脱落するのが「竹」で、
ずっと、皮がずっとくっついてくるのが「笹」なんだそうです)
それと、何と言っても「牛タン」でしょうかね。
だいたい、仙台城でガイドをしていても、「牛タンの美味しいお店を教えてください。」
という質問が意外に多い。(私の独断と偏見で良ければお教えしますが、、、。)
実は、そもそも仙台牛タンをこの世に送り出したのは、「味・太助」の初代店主
佐野啓四郎さんである。
彼が仙台に駐留していた米進駐軍が食さずに捨てられていた牛のタンとテールを
有効活用しようと、試行錯誤を重ね、考案したのが仙台牛タン。
(仙台の牛タンの組合はこの「残り物説」を否定しているようですが、、、。)
でも、この牛タンを「仙台名物」として売り出したのは、「喜助」なんですね。
まあ、現在のパソコンの仕組みを開発したのは、アップル創始者のスティーブ・ジョブズ。
(正しくは、もう一人のスティーブ・ウォズニアックかな)
でも、その仕組みのOSであるウィンドウズを開発し、世に送り出して世界を席巻したのは
マイクロソフト創始者のビル・ゲイツ。
でもでも、その後アップルを一度は追われながら、復帰し、アイマック・アイポッド・アイパッド
そしてアイフォンとマイクロソフトをまたまた引き離しにかかったのはアップル。
(この辺のスティーブジョブズ関連本を読むと、意外と面白い)
そう考えると「太助」と「喜助」の競争原理が「仙台牛タン」をこれだけ
メジャーな存在に押し上げたと言っても、過言ではないのかもしれませんね。
ちなみに、最近の私の一押しの仙台名物と言えば、、、。
う~ん、悩むけど、やっぱりお菓子に限定すると次の二つでしょう。
1.「支倉焼」 ふじや千舟(せんしゅう)
2.「黒砂糖饅頭」 玉澤総本店