「シンゴジラ」という映画が公開になった!
以前のブログにも書いたが、私のうちでは今のところテレビがマホトーン(!?)で
封印されており、家庭内の情報量が極端に少ない。
そのため、この「シンゴジラ」なる映画が封切りになることは知ってはいたが、
自分から見に行きたい!という欲求は起きてはいなかった。
ところがである、今は夏休み真っ只中!うちの次男は中学二年生である。
私よりもうちの山の神(奥さんのことをこう呼ぶことにする)からの厳しい一言。
「あなたは休みのたんびにいろいろ行事がおありのようだけど、たまには息子の
リクエストに答えてくれてもばちがあたらないんじゃないの?」
(返す言葉がありません。ていうか別なばちのほうが怖い、、、。)
というわけで、「シンゴジラ」を鑑賞してきました。
ネタバレになるといけないので、オブラートモードで話しますが、
これを何年か前に上映されたハリウッド版ゴジラとか普通の怪獣映画だと
おもって観てはいけない。(子供はあまり楽しめないかも、、、。)
この映画の魅力、実は全然別なところにある。
つまり、私のような70年代の人間というのはウルトラマン世代!
怪獣が出てくれば、ウルトラマンが登場するまでの時間稼ぎと思われても
とにかく、手当たり次第にウルトラ警備隊みたいなところがこれでもかとばかりに
ミサイルやら火気兵器をお金に糸目をつけずにぶち込む!
でも、ちょっと待って!
これって、いったい国や政府の許可を取ってやっていることなの?
住民の避難完了もろくに確認しないで、ジャンジャンバリバリの兵器使い放題って
そもそも、どうなのよ?
そうなんです、この映画は一見すると何でもありの怪獣映画のそんな部分に
切り込んでいる作品なのです。
だから、「あ~、さっすがお役所!」(さすがって使うところかよ!)
みたいなシーンが盛りだくさん。(ずいぶんと取材したのかなあ)
そんな怪獣映画、巨大ヒーローものの作品をナナメから観たらこんな映画が
できちゃいました、的な感じです。
お役所の方は苦笑いできる作品かもしれませんね。