こんにちは、新5年生の大﨑俊樹です。
新入生の皆さん、このブログを訪れてくださってありがとうございます。
さて、僕はこのチームでAS(アナライジングスタッフ)という役割を担っています。そもそもアメフト自体が経験者の少ないスポーツ。なんだそれは?と思われる方も多いでしょう。正直なところ、大学からアメフトを始めた僕も新入生の時はそう思っていました。ですので、折角のリクルートブログ、僕からはASについて少し語らせていただきます。
アナライジングスタッフ。文字通り「分析」を役割としたスタッフです。例えば、対戦相手のチームは何が得意で何が苦手なのか。プレーの選択に"クセ"はないだろうか。逆に、自分たちのチームの強みはどこか。埋めるべき弱点は無いか。そういったものを分析して試合に勝つためのゲームプランを組み立て、日々の練習に落とし込む。それがASの主な仕事の一つです。
そしてもう一つ、ASの仕事を語る上で欠かせないもの。それは、試合の指揮です。「アメフト」と聞いて真っ先に思い浮かぶのはきっと、フィールドでバチバチにぶつかり合っている両チーム合わせて22人のプレーヤー達の姿でしょう。僕たちASがスポットライトを浴びることはなかなかありません。しかし実は、彼らに指示を出すブレインという一、二を争う大役を担っているのです。
アメフトでは、毎プレーごとに作戦を立てることができます。それは裏を返せば、一瞬たりとも思考を止める時間がないことを意味します。もちろん試合前には相手のチームを徹底的に分析し、あらかじめ作戦を立てて臨みますが、向こうもこちらを分析してきている以上、なかなか思い通りにはいかないものです。事前の分析とのズレを見極め、試合の流れを読み、短い時間で的確な指示を出す。チーム全員の想いを背負っているのですから、常にヒリつくような選択の連続です。でも、だからこそ、それはどんな瞬間よりも楽しい。こんなに燃えるものは他に無いぞと、胸を張って言えます。
ASには体格も身体能力も、性別すらも関係ありません。僕たちはこの目と頭で、プレーヤー達と肩を並べて戦うのです。いずれ迎える試合で勝利を収める時、僕たちの傍らに新しい仲間がいれば、それほど嬉しいことはありません。6年間を懸ける価値は保証します。一緒に戦おう。
