とても大好きな先輩が異動になった。



昨日が、その別れの時だった。



涙は絶対見せたくなかった。

悲しませたくなかった。

申し訳ないと思われたくなかった。

とても大好きな方だったから。




だから、涙は我慢。

笑顔で終わりたかった。




心は泣いていたけど。

寂しすぎたけど。




でも、私にとって、その寂しさは、

素直な気持ち、ではなかったの。




泣いてもよかったんだけど、

それを選ばなかったよ。




泣くことはなんか違うと思った。



それ以上に、

ただ、ありがとうと伝えたかったよ。

その思いの方が強かった。

その思いの方が、

私にとっては素直な気持ちだった。




悲しい、寂しい、以上に、

ありがとう、と伝えたかった。




そして、それが、

私の真実の気持ちだと分かっていた。





だから、

泣いている私をヨシヨシしながらも、

でも応援したいよね、感謝してるよね、

って思って、涙はこらえたの。





案の定、帰り道は1人泣いて帰ったさ。笑

子供みたいに。笑




でもね、




ふと、

そういう私の弱さも強さも、好きだなって、

思ったよ。




こういう私でいてよかったと、

そう思えたよ。




私のこの世界が好きだと、

そう思えたよ。




私にここまで思わせてくれた、

その先輩は、やっぱり何か神様のような人で。

とても愛の深い人で。

魂のつながりも強く、

私の中では大天使様のような人だった。

ずっと近くにいたかった。




けど、私はそれを望んでないらしい。

それ以上に進むために。




今世で会えなくても、

死んでから絶対会いに行こう。




あー大好きだったなぁ。

私、生まれる前に絶対、

あの人の近くにいたわ。笑