海から出た先 | 胸に睡蓮

胸に睡蓮

なかなか悟りを開けない。
たいへんたいへんと言いながら生きてます。

最近の報道で思うに。

彼女の場合はニンフォマニアじゃないかしら。
なぜなら、自分にもそういう時期があったので。

そういう人は、結婚しようが子供がいようが変わらない。
社会的体裁(理性)で抑えつけようとしても無理。
「子供がいるからそんなことしない、ありえない」は、周りから何度も言われていた言葉で、当人もそれをストッパーにしようとしていたのだろう。
当人が自分の衝動を止められるのは、更年期なり病気になるなりで体力と欲がなくなった時なのだ(だって理性で止められないんだもん)。
あれを可愛いという人がいるけれど、対岸の火事と思うならそりゃねぇ。
本人は意外と苦しかったりするのよ(だって自分で止められないんだもん)。
人前に出ることを控えさせる間、周囲は当人のメンタルケアとフォローに努めるのだろう。
周囲は今まで大変だったと思う。

これは自分が元ダンと別れる時いろいろ考え、メンタルについても調べた結果だ。
自分自身のことでもあったので、自分のメンタルにも向き合った。
元ダンとの再会で彼が「自分はあれから大変だった」という話を始めた時に感じたのは、「あ~変わってないな~こいつ。女の同情引いて引っかける癖が抜けないんだな~」ということ。
それに「ふぅん私も大変だったよ」で返せた自分は成長してるってことだ。よきよき。

今でこそこんな私だが、数年は苦しんだ。
「彼と復縁!略奪愛!」を謳う占い広告すべてに火をつけたい気持ちだった。笑
元ダンの浮気相手の女性が、スピ系の甘ったるい言葉に逃げて自分を正当化しようとするタイプだったので尚更だった。
自分を救うのはそういうものではないんだよ。
ひとりで生きていく覚悟を決めることで私は自分の依存も断ち切れた。
彼らが今も共依存の海に漂い続けているのかどうかはどうでもいい。
だって私は、その海から抜け出せたのだから。

最近はリトルマーメイドの実写版も話題なので観てみようかな、とふと。