「とっかかりは早いけどすぐ飽きるよね」とよく人に言われる。
確かに周囲を見渡すと、飛びつく早さ以上に辞める判断も早いのかもしれない。
個人的には誉め言葉だと捉えているが、継続は力なりという言葉はいまだに根強い。
「すぐ飽きる、物事が続かない」と悩んでいる方に「三日坊主のススメ」をお伝えしたい。
私の三日坊主トップ5
①「日本の心を知ろう」と申し込んだ茶道。
型、作法、日本人の心を会得したいと謙虚な気持ちで申し込む。
その殊勝な気持ちに嘘偽りはない。
初日、長時間の正座に身体が対応せず足が痺れて動けなくなった。
慣れれば何時間でも座っていられるようになるのだと先生に言われ素直に従う。
しかし、慣れるまでというのを信じたいが、肉体的な悲鳴と苦痛はおさまらない。
当面の間、例外として足が痺れないよう師匠着座の椅子を希望するも「原則師匠しか座れない」とのこと。
まったく茶道に注意を向けられる状態ではないが、どうにも融通が効かない世界らしい。
伝統文化特有の師弟関係に身体的な限界を感じる。
今や足の激痛しか記憶にない。
伝統への敬意が生まれる以前に、お金だけ払って退散。