釈たまごこと、キャリアコンサルタントの佐野です。

最近お会いするのは経営者の方が多いのですが、経営者ほど普通のコンサルティングは望んでいないように感じます。

なぜなら皆さん学校で学べそうなことは「自分で勉強しているから」です。

「資格があっても自分で経営したことのない中小企業診断士が疎まれる」ように、キャリコンも傾聴ありきの資格だけだと相手にされません。

資格はあって当たり前。

だからこそ資格以外の経験や人柄、人生観が問われます。

この仕事をしている動機とかストーリーのところです。

私の場合は大手企業で働きすぎて身体を壊したというのもありますし、世間の常識がいかに自分の人生に役立たないかということを知って人生が変わったというのが大きいです。

あまり最近表には出していませんが、心身相関や心理に興味を持ってからは色彩療法に関しては外国まで学びに行きましたし、風水鑑定士でもあります。

手当療法のレイキに関してはティーチャーとして、毎日氣の訓練は欠かさず行っています。

西洋医学には失望していますので、薬ばかりに頼らず氣を整えて自然治癒できると思っています。

星読みも日常ですので、ジョブカードがあれば誕生日ですぐに出生天空図を作り、その人の資質を事前に頭に入れて面談に臨みます。

色と光で心身を整えていくことは実際のコンサルでも行っています。

面談する前からその人の状態をイメージし、氣で引きあげていきます。

クライエントに応じ合わせ技で全力を尽くすので、はっきり言って資格を持っているからと再現できるようなものではないです。

ですので、自分でも異端だと思っています。

ただ、会って人生が大きく転換したり、何かと転機に立ち会うことが多いです。

理屈よりも実際に起こった変容が結果を物語っているのだと思います。

キャリア理論に詳しくても面談においてダラダラと話すだけで変容をおこせないのでは意味がありません。


キャリコンと言うのは肩書きでは使いやすいのですが、実際に人に変容をもたらすのは学校では学べない学びの方も大きいと思っています。


資格を持っているだけで、個性や色がない人に大事な自分の人生や会社のことを相談しようとは思いません。

勉強のところはやっていて当たり前なので、経営者の方はこういう+αの部分に興味を持ってくださる方が多いように思います。

成功している方ほど、自分の力だけではどうにもならないことや運命をどう経営や社会に生かしていくかということを考えます。


小我から大我へ。

経営学から運命学が求められる所以です。

ですので、言語でしかコンサルテーションできないというのは非常に古いですし、それで「コンサルティング」という目線がいかにおこがましいかを痛感することになるでしょう。

どうしても試験対策をしている関係上、受験生目線で記事を書いているわけですが、養成講座で習う程度の中身では足らないことは言うまでもありません。

信頼して頼られ、相談で変容が生み出せるよう、頭でっかちに陥らず、幅広い視点と人間力の向上に努めていきたいものです。