目先の利益や名誉に左右されるのは、人生でそれほど辛酸をなめていない人だ。
落ちるところまで落ちて這い上がってきた人は目先のお金より生きる喜びと人との分かち合いに目が向く。
いかに楽しみ、いかに分かち合うのか。
そんな人と出会うと心が軽くなるし、人生の優先順位を確認するきっかけとなる。
さして利益がなくても行動し、現地に赴く人と出会うとエネルギーも高く、とても力をもらう。
病との両立支援とか、社会的弱者の支援にほぼ身銭で取り組んでいる人に、機会や財を回して、もっと多くの人に知ってもらうことができないだろうか。
最近はそんなことをよく考えている。
自分が豊かなのは当然のこと。
他も豊かにしてこそ、初めて真の豊かさに繋がる。
残りの人生でできる仕組み作りに努め、もっとこうした草の根活動を続ける人を知ってもらいたい。