試験対策講座を受講されていた方々は、この週末第9回実技試験です。
先日の練習でも「この試験はいい人ほど落ちるのかも?!」という他愛もない話をしていました(苦笑)
CLが暗くネガティブな話をしたがっているのに(仮に長い愚痴や文句であっても)耐え切れず明るく前向きに持っていこうとコントロールすると確実に落ちます。
CLが訴えているのに「ここに触れると傷つくだろう」と察してスル―すると、主訴・展開が進みません。
例えば
「この上司は私のことを何も分かってくれていない」とCLが訴えるのであれば
・どうしてそのように思うのか(CLのこだわりは何か、認知の歪みがないか)
・何がきっかけなのか(経験の再現)
・どのように分かってほしいのか(ありたい姿の確認) 等々
一見ネガティブで触れたくない中身に突っ込んでいく必要があります。
リベンジ組で多いのが「上司は何も分かってくれていないと思っていらっしゃるのですね」と受け止めて「ところで、〇〇さんはお仕事にどんなやりがいを持たれているのですか?」
と唐突に明るく前向きに進められそうな話の切り替えをされることです。
日常的な癖として、円満で良好な人間関係を求めている方は、あえてネガティブな話には触れずにスルーしていく傾向があります。
「あっここに触れてはいけない」と避けるのでなく、あえて地雷をしっかり踏んで確認してみてくださいね。
もちろん踏みっぱなしではなく、吐き出してもらったらしっかり受け止めていきましょう。
通常の人間関係だとあまり地雷ばかり踏むと支障が出るかもしれませんが…試験の場合はそこに突っ込んでいくことで、堰を切ったようにCLが話し始めるはずです。
試験では異様な緊張感ではありますが、ネガティブな部分も含めて唯一の味方となれるよう目の前のCLに集中していきましょう。
皆さまのご健闘をお祈りしています!
【フェニックスプロジェクト(Phoenix Project)~広島から届け再生の輪~】
チャリティー支援活動を目的として発足したプロジェクトです。
地元広島を中心に、西日本地域が不死鳥のように再生することを願って、フェニックスプロジェクトと名付けています。
活動内容は以下の4Cです。
①Care(ケア)
自分自身と身近な家族の心身のケアサポート
②Counseling(カウンセリング)
経験の分かち合いによるカウンセリング&セラピー
③Charity(チャリティー)
イベント、グッズ収益金によるチャリティー募金活動
④Community(コミュニティ)
地域に根ざした連携支援