キャリアコンサルタントの釈たまごです。
わざわざ自腹を切って時間を割いて人に相談する時、どんな相談が多いと思いますか?
専門知識が必要な切実な案件というのももちろんですが、やはり「周囲の知り合いに言いづらい、知られたくないから」という理由も圧倒的に多いのではないかと思います。
例えば「仕事を辞めたい」という人がいたとして、実際の中身は仕事内容とは全然関係ないことは頻繁にあることだと思います。
対人関係であれば、パワハラ・セクハラ・いじめ・不倫等々。
誰かに相談したいけど「自分の立場を守りたい、知り合いには知られたくない、話せない」。
だからこそ、法律で守秘義務が定められ、違反すれば罰則も発生するわけです。
裏を返せば、国家資格者でないにわか対人支援者やアドバイザーには罰則規定がないので、野放しになっている実態もあるかと思います。
2,3日で取得できるような資格のにわかアドバイザーが「人に話せないことを相談してください」と大々的にニーズにのみ訴えてプロモーションをかけ、実際の対応者は守秘義務すら守れないのに相談案件はどんどん入っていたりします。
※一部のランキングでは占いの相談案件第一位は秘密の恋・不倫とのこと。
独立キャリコンで開業をしている人が少ないのは、まず「潜在需要の相談ニーズに対応できる(または対応しようとする)人が少ない」ということと「国家資格者たる所以、ウリ、プロモーションが弱い」ということが言えると思います。
人に言えないということは「一般論で返してくる人には相談したくない」もしくは「当たり前に自分でも分かっていることを言ってきそうな人に相談したくない」わけです。
この点はロープレ演習でも一般論にならないよう何度も練習していくわけですが「キャリアコンサルタントだから仕事に関することのみ専門です」という意識がハナから抜けなければ対応範囲も相談者層も狭くなるのは言うまでもありません。
養成講座でもしっかり習うことですが、決してキャリアは仕事だけではないですよね。
キャリア=仕事、という思い込みや大前提から脱することで、実際の相談の幅も広がっていきます。
私自身は、匿名での電話相談も行っています。
当分電話はお休みぎみでしたが、7月からは水曜日と夜の枠を空けていきます。(スケジュールは逐次更新)
電話相談では、仕事のことだけでなくご相談者のもともとの資質や強みをお伝えしたり、相性を読むご相談も全国から承っています。
ボイスマルシェ(匿名電話相談)はこちら↓
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キャリアオフィス広島
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【第9回試験対策講座スケジュール】
7月1日(日)13時~論述対策
7月14日(土)10時~論述対策
7月14日(土)13時~ロープレ演習
7月21日(土)10時~ロープレ演習
7月21日(土)13時~ロープレ演習
8月4日(土)10時~ロープレ演習
8月4日(土)13時~ロープレ演習
8月18日(土)10時~ロープレ演習
8月18日(土)13時~ロープレ演習
9月1日(土)10時~ロープレ演習
9月1日(土)13時~ロープレ演習