厚労省のHPにキャリアコンサルタントの能力要件の見直しの報告書について出ていますね。
~職業生涯にわたる職業生活設計支援に関する知識・技能の拡充・強化を提言~
以下のホームページから資料抜粋
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000199219.html
キャリアと言っても一括りにできるものでもなく、多岐に渡るわけですから能力要件が細分化、高度化されていくのは当然のことと思います。
非正規若者、子育て女性、シニア、仕事と治療の両立に向けたキャリア形成上の具体的課題解決への貢献ともありますね。
個人的に感じるのはキャリアという壮大なテーマに関して、コンサルタントの属性がまだまだ金太郎飴的だなということ。
ダブルライセンスや企業内キャリコンがほとんどで、これ一本で食べていけている人をあまり見かけない。
企業勤め人がやはりほとんどであり、同一の会社でずっと勤務されている場合も多い。
そして、自らが変化のあるキャリアを経験していない場合、どうやって支援していくのだろう?という素朴な疑問があります。
非正規の若者への支援で、単に就業を説いたところで、今なりたい職業の3位にyoutuberが来る時代・・です。
シニア層が起業したいと言った時に「同じ世代で氣持ちが分かる」というだけでは何の支援にもなりません。
実際にやったことがあるか、具体的な支援ができるかどうか、はとても重要だと思います。
金太郎飴的と言いましたが、逆に違いがみせられる人は打ち出しやすいと感じます。
若い頃は夢を追いそこから正社員になったキャリコン・・
病と両立しているキャリコン・・
女性子育てで苦労したキャリコン・・
まさにキャリコンリレーで登場して頂いている方々ですね(笑)
ラジオにゲストで出て頂いているキャリアコンサルタントの方が、強みを発揮できればそのまま活躍できるな、と改めて思っています。
私自身は、男性と肩を並べて上を目指す企業内ピラミッドで失敗したので画一的ではない女性活躍推進を目指しています。
また、心と身体双方をケアする脱力系キャリコンとして打ち出し中。
クライエントに自己理解を促すならまず自分から。
バラエティに富むキャリコンによって、支援の幅が広がっていきます。
キャリアオフィス広島
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