最近はホロスコープを見ると、ついつい適職現在就いている職業の観点で星を眺めてしまう。

 

三区分であれば、活動・不動・柔軟。

 

活動宮は何事もスタートさせる力に長け、不動宮は固め維持する能力に長ける。

 

柔軟宮は調整し、要求に合わせて働く能力である。

 

四区分であれば、火・地・風・水。

 

は熱意を必要とする企画力、は感覚的な才能や安定性、は客観的な情報を扱い、は人への思いやりを発揮する。

 

もちろん、各星座毎にも適性・得意分野があり、出生図の星座やハウス(特に2、6、10ハウス)、MC、アセンダント等を総合的に見ていく。

 

人生の地図がホロスコープであり、適性分野というのは出生図に必ず現れる。

 

コンサルティングで傾聴し、経験の中に意味を問うのはもちろん大事。

 

ただ、過去の叡智と時の流れがあるからには、もっと資質や時を読むことが一般的になればいいのにとは思う。

 

西洋占星術や算命学は占いカテゴリで、当然のように職業適性テストよりも信頼性が足りないとされる。

 

提供者にスキルの差はあれど、長い長い歴史から考えれば本来逆ではないか?!とは個人的に思う。

 

最近はキャリコンの方でも星や色、暦に関心が高い方も多い。

 

試験は言語がメインだが、非言語や体感、深層心理や時を読み解くコンサルティングはますます必要となる。

 

というより、クライエントが発した言語でしかコンサルティングできない人のところに、大事な人生の岐路に時間を割いてわざわざクライエントが訪れるのだろうか?!とすら思う。

 

占い市場は2兆円と言うが、国家資格者のコンサルタントよりも占い師の方が高額なセッションを行っている場合も多い。

 

国家資格があるというだけでデンと構えていても、お金を払ってわざわざ相談に来ようと思うには内容が乏しく、クライエントのニーズを満たすには程遠い。

 

別に占いを勉強した方がいいとまでは言わないが、クライエントの対応スキルも実績件数も1件あたりの対価も占い師に負けているようでは国家資格が泣く。

 

経営者や社員が大きな決断をする際に隣で支援するコンサルタントだからこそ、クライエント以上に自身の強みや特性を磨き、個性を発揮していたいもの。

 

キャリアに迷うのであれば、まず自身のホロスコープの解読をお勧めする。

 


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