今回はロッドリメイクと言う事で、製作意欲のままに作業していきます(^^)



作りたいのはとにかく和風テイストの竿。



洋風テイストはいくらでもあるので、バッチバチの和風に仕上げたいんです!





今回リメイクする竿はこちら。







S商店でオーダーしたトカラ用の大物竿。








Bグラスの元径18mmなんでパワーは十分。



何度か持って行って、20キロクラスのカンパチやイソマグロ程度なら何本も上げてます(^^)






容赦なく解体〜(笑)






フロントグリップも解体して、新しいのを装着!






先径は少し細くした方が良さそうだったので、ティップ〜ベリーは若干研ぎ出してます。



和風な感じにしたいので、ベースはこげ茶ラメを総巻き。



あと、ガイドの内側のデザインは久しぶりに螺鈿を施してみます。





螺鈿(らでん)とは、アワビ貝粉などを埋め込む工法。



もちろん、そのままアワビ貝粉の上にエポキシ樹脂を何度塗っても表面はボコボコのままなので、ある程度厚みを付けたら、表面が平らになるまで研ぎ出し。



その後、仕上げコーティングを施します。





↓こんな感じ(^^)







あ、施工位置は後から変えられないので、総巻きする時点でガイドセッティングは出しておいて、ガイドを付ける部分をあらかじめ決めてからの話ですね!





この螺鈿の上に、もみじのデカールシートを貼り付け






狙い通り(^^)



黒のスレッドの上にアワビ貝粉で夜空の星をイメージ。夜空にもみじの葉が散ってる様なザ・和風柄に仕上がりました(^^)



ちなみにこのもみじの柄も、もみじの写真からフォトショップで数パターン切り抜き。もみじ柄のデータすらオリジナル作成していると言う手の込みよう(笑)





ガイド乗せるとこんな感じ!!






よき(^^)





足止めのスレッドは何色使おうか悩みに悩みましたが、和風かつシックなデザインを求めた結果、黒にしました(^^)






下塗り〜



からの




完成!!







今回のリメイクでベースとなるモチーフは全くなく、製作意欲のままに作ったので、竿名決めるのに1番苦労しました(笑)




色々と考えた結果、夜空に散りゆくもみじのデザインが凄く気に入ったので「夜楓」と命名。



夜桜は聞くけど夜楓って言葉が存在するかどうかは不明ですけどね(笑)







でも良い。凄く良い。



ガイド止めの黒スレッドが渋い(^^)





前回製作した紅桜とツーショット(笑)









そうそう、最近使ってるギンバルのこの横穴。





これって何だろと思ってましたが、販売元に聞いたら、Tバーと竿をボルト固定するための物だそうで。





↓この様にTバーも脱着を何度もやってるとフィッティングのゴムが破れて抜けやすくなったり






対カジキやマグロのスタンディングの様に動き回ったりしないといけない釣りでは、体を交わしてる間にTバーが抜け落ちたりも考えられるので、ボルト固定だと安心して使えますね(^^)









早速Tバーを加工してボルト固定が使える様にしました!!




使うの楽しみ〜(^^)